2014-10-30

実践のために学ぶ、ということ

刺激!そう、刺激を受けて来ました!
大学改革研究会によるワークショップ「大学職員が研究すること 〜ものごとの見方、実践、そしてその成果〜」に参加したことで、です。




★開催目的など


このワークショップについては、公式サイトをご覧ください。開催目的は、「大学職員における研究活動の意味を考え、研究のきっかけ・方法の具体例を学ぶこと」でした。

大学改革研究会とは今までもご縁がなく、しかも主なターゲットは入職10年目までの若手だったようですが、思い切って参加してきました。
自分なりに日々学んでいることもありますので、よりそれを活かすことに繋げられれば、と思います。

終わってみれば、参加してとても良かったです。
学ぶことの意味を再確認したことはもちろん、頑張っている人たちがいることを再認識し、自分も大学や社会のために頑張りたい、と改めて思いを強めることができました!


★職員の研究って何のため?


お一人目の講師は、檜森茂樹さん(名城大学経営本部)でした。私よりいくつもお若い方でしたが、非常に積極的に頑張っておいでの姿が印象的でした。

お話の最大のポイントは、「学びをいかに実践で活かすか」という点でした。ご自身も大学や大学職員のあり方について大学院で研究されていますが、「そもそも研究者ではない」「研究活動は目的ではなく、あくまで手段」と指摘されていました。
「仕事の報酬は仕事であり、より良い仕事が回ってくるようになる」というお話は、聞き手にモチベーションを抱かせるものでした。


もうお一人の講師は、辰巳早苗さん(追手門学院大学学長室)でした。
辰巳さんもやはり大学院で学ばれ、ご自身の業務に活かされています。いくつかの職場を経験され、その中で学びの重要性を感じ取り組まれている内容について、お話を頂きました。

檜森さんのお話が正攻法的(?)なスタンダードなものであったのに対し、辰巳さんはご自身の経験を前に出したお話でした。ご自身の取り組み、悩み、紆余曲折を含めて率直なお話を頂き、檜森さんとはまた違った角度からメッセージを頂きました。


講演後はグループに分かれて、職員が研究する意味について、意見交換を行いました。
私の班のメンバーの多くは若手でしたので、自分が大学院に行った経験などをお話ししてみました。
私自身、学びを実務に活かしているとまで言い切れない状況ですが、少しでも若手の参考になればと思います。


講師お二人のお話は、大学職員の学びへの取り組みを違う角度から見たようで、とても示唆に満ちたものでした。お二人とも、ありがとうございました!
(このお二人を講師として迎えた事務局の人選は、隠れたファインプレーですね!大いに感謝しています)




★この日の結論的なもの


講師のお二人のお話、そしてグループ討論を通じて大いに刺激を受け、考えさせられました。この日考えたことをまとめてみます。

  • 高等教育機関の一員である大学職員が自ら学ぶことは、とても重要。迷っていいしちょっとずつでいいので、一歩ずつ前進する。
  • 学びは実践のために。何を学ぶか、学んだことをどう活かすか、よく考える。
  • 学生のために、大学のために頑張っている人は多い。みんなで励まし合って、よりよい社会へ!

これを機に、また頑張っていこうと思います!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
このところ、成長めざましい、きょーこ。いろいろと自我も出てきて、私たちは大変です。

自分の思うとおりにならないと、ひっくり返って泣いたり怒ったり。その代わり、嬉しいことがあると、とてもニコニコ。


この写真も、「うまい棒」をもらってこのスマイル!泣いたり笑ったりして、大きくなって欲しいと願います。

きょーこ、れいこ姉ちゃんの分まで元気に育つんやで〜!

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