2013-05-12

研修会は何のため?(少し辛口)

今日は、母の日ですね。こういう機に、親子について、いろいろと考えてみるといいのではないでしょうか。
親子で同じ時間を共有できるということ、ありふれた日常を一緒に送れるのは、とても素晴らしいことですよね!




○私立短期大学図書館協議会 総会+研修会

5月10日に、私立短期大学図書館協議会に参加してきました。
この日は、近畿地区総会+研修会でした・・・が、いろいろと思うところがありました。今日はいささか辛口になりますが、感想を記しておきましょう。

○一番印象に残ったこと+考えたこと
  • 図書館の研修会は、みんなが明日からの図書館サービスを、改善するきっかけになるものに。偉い先生のお話だけお聞きしても、意味がない。
  • こうした場に参加するからには、主体的に参加しないと意味がない。協議会の総会で、ほぼ全員が何一つ発言せず座っているだけなのは、時間の無駄そのもの。


○総会への苦言

総会は、例によって(?)シャンシャンで進みました。
昨年も綴りましたが、身の丈にあった活動をしていこうという同協議会のポリシーがあり、その報告もありました。

こうした現実を見据えた活動方針は、高く評価したいと思います。このような方針を定めること自体勇気が要ったでしょうし、昨年度・今年度の役員館の皆さんには、敬意を表したいと思います。


総会に苦言を呈すれば、黙っているだけの参加者が多過ぎますね。
1年間の活動を振り返り、次の1年間について話し合う総会が、たった1時間で終わってしまうというのは、いかがなものでしょうか?

せっかくのこのような機会に、ずっと黙って座っているだけでは、勿体ないですよね。わざわざ遠いところを集まっているのですから、自分たち自身でそこに意味を持たせないといけません。

この日フロアから発言されたのは、たったお一人でした。
その方はいつも積極的な方で、私が常々その姿勢を見習っている方ですが、他の方の発言はゼロでした。
(私は急遽議長に指名頂きましたので、自分から発言する立場にありませんでした)

これでは、ちょっと寂しいですよね?
せっかくの機会です。皆さんも、ぜひこうした場で意見なり感想なりを、発言してみてはいかがでしょうか?そうしたことが、協議会の活性化に繋がっていくと思います。


○研修会への苦言

この日の研修は、会場校であったK大学さんの図書館長さんによるものでした。
館長は図書館学の研究者ではありませんが、一利用者としての視点から、図書館に対するお話を頂きました。

・・・が!

率直に、言います。こんな形の研修会は、もう止めましょう。

館長のお話は、図書館や資料への愛に満ちていましたし、温厚なお人柄も滲み出る楽しいものでした。
ですが、図書館をめぐる思い出話や雑談的なものであって、このお話をヒントに明日の図書館を考えていくためのものではありません。

10〜15年くらい前の研修では、こうしたものがよくありました。
図書館長や先生が来られて、お話を拝聴して何の生産物も産まれないまま黙って解散する、といった具合でしたよね。



近畿各地から大勢のライブラリアンが集まり、その貴重な時間を割いて行う研修です。
少しでも、明日の業務改善に繋がるものであったり、何かしらのヒントになるものでなければ、意味がありません。
「ああ、今日は楽しかったな」だけで終わってしまっては、何にも繋がりません。

このところの研修で、グループ討議やお互いに発表する、というスタイルが増えているのは、こうした考え方が普及してきたことによるものでしょう。

たった一つで構いません。
参加した図書館員が何かヒントをもらい、どんなに小さくても一つ自分の図書館の改善に繋げられることを得る場にするべきです。図書館が一つ良くなることは、大学・短大が一つ良くなることであり、それは社会が良くなることです。


研修会を運営するサイドには、こうしたことを考え、充実したプログラムを設定されることを望みます。

また、研修に出席する図書館員にも、主体的な参加が望まれます。
参加するからには、何かを学んで帰る気持ち、講師に質問をして帰る気持ち、仲間を作って帰る気持ちが必要です。
「上司に言われたから・・・」などという理由であれば、最初から出席するべきではありません。


○こうしたことを記すことについて

今回は辛口になりましたが、これはこの日の講師への批判ではありません(むしろ、先生はご指名を受けて、止むにやまれずご登壇頂いているのでしょう)。
単なる批判ではなく、図書館界を良くするための意見として、お聞き頂ければ幸いです。

参加者として、こうした意見を口にすることはどうかと思いましたが、あえてこうしたオープンな形で綴ることにしました。
協議会を、ひいては図書館界を良くするためにあえてこうした発言をしていますこと、ご理解ください。

陰口にはしたくありませんし、幹司さんにも会の後にきちんとお伝えしました。幹事さんは、私も日頃からとてもお慕いしている素晴らしい方ですので、きちんと受け止めてくださったと思います。皆さんも、図書館界のための建設的要望として、受け止めて頂ければ幸いです。


○便乗して宣伝

ところで、私立短期大学図書館協議会と言えば。
先日ご報告しましたように、8月に同協議会の東海・北陸地区の研修会に講師としてお招き頂いています。

この日の総会では、東海・北陸地区研修会に私たちがお招き頂いていることも、ご報告頂きました。他地区の方々もご参加になれるように伺っていますので、皆さま、ぜひご参加を!

でも、こんなことを言って、自分でハードルを上げてしまったような・・・。



●れいこと

わが家では、5月12日はラッキー記念日です。
闘病中だったれいこが、メイク・ア・ウィッシュさんから、チワワのラッキーを贈ってもらった日です。詳しくは、昨年のエントリーをご覧ください。


この写真も、冒頭の写真も、その日のものです。

去年この時期に自分が書いたものを読むと、ただ、ため息が出ます。
我ながら、切ないばかりの親の情・・・。1年後にこのように時間を過ごしているとは、去年は考えられませんでした。今もただただ、寂しさが募るばかりです。

でも今日はこれから、れいこが大好きだった、たにあん館長とエル・ライブラリーのお祝い+応援会を主催しています!気を取り直して、行ってきますね〜!

それでは、押忍!

2 件のコメント:

T watanabe さんのコメント...

お疲れ様でした
昨日のエルライブラリーのお祝いには参加できず申し訳ありませんでした。
確かに私も最近の研修会には思うところがあります。
実際には、終わった後の飲み会のほうが充実してたりしますよね。

井上 昌彦 さんのコメント...

>T watanabeさん、

コメントをありがとうございました。
すみませんが、どの「T watanabe」さんか、判っていません。(汗)
<該当される知人が何人かいらっしゃいます・・・。

エル・ライブラリーのお祝い+応援会は、おかげ様で大盛会でした。応援をありがとうございました。

研修会は、あまり意味がないものをしても仕方ありませんね。
晩の懇親会は、ネットワークをつくり、オフレコ情報などを頂いたりする意味でも、本当に重要ですね。