2013-04-16

活動報告、もろもろ。

ずいぶん久しぶりの更新となりました。
4月に入ってからとても忙しく、なかなかブログも更新できませんでした。
とりあえず今日は、前回更新以来の図書館活動のうち、主なものだけ一言ずつご報告します。

本当は1件ずつレポートしたいところですが、いつまでも書けそうにありませんので、やむを得ず・・・。


○「国立国会図書館サーチ:その開発経緯・機能・特長・今後」

3月19日に開催された、第161回ku-librarians勉強会にて、「国立国会図書館サーチ:その開発経緯・機能・特長・今後」と題して、同志社大学・原田隆先生から、お話を伺いました。

原田先生の弾丸トークも久しぶりです。(笑)
普段なかなか知ることのできないNDLの裏事情などをお聞かせ頂き、魅力いっぱいのお話でした。


遅くになって到着した、会場の京大附属図書館

NDLサーチは、漠然と使っていましたが、想像していたよりも遥かにスゴいシステムでした!
目に見えない部分で、本当にいろいろな工夫・努力がなされています。

一方で、NDLサーチと言えども、完成品ではないことが判りました。検索スピードと精度が求められる中、膨大なデータを扱いますので、日々の試行錯誤によるバランス調整が不可欠です。裏側ではいつも改良されており、永遠のベータ版といったところでしょうか。


○大阪大学グローバル・コモンズ見学&意見交換会

3月30日には、@takeshikuboyamaさんがセッティングしてくださった、標記イベントに参加しました。
グローバル・コモンズは、「多言語・多文化理解のため共同学習スペース」と位置づけられています。




大阪大学さんは、3つの教育理念として、「教養」、「デザイン力」、「国際性」を掲げられておいでです。その理念に従い、ラーコモとはまた違った役割の施設、という位置づけは評価できるものだと思います。

他方、学生さんは、ラーコモと同じ感覚で使っているようにも見えました(土曜で学生さんが少なく、今ひとつ実態が見えませんでしたが)。
学生さんは、隣接するラーコモとの使い分けをしているのか、今ひとつ判りませんでした。この辺が、課題なのかもしれません。


○愛知大学名古屋図書館見学会+トサケンオフ会

妻の実家の愛知に遊びに帰るのを機に、4月6日(土)にはトサケンオフ会@名古屋を企画しました。
今や名古屋は、トサケン@名古屋を中心に日本有数の活気あるエリアと言えるでしょう。そんな名古屋ですので、この日も当然大いに盛り上がりました!

オフ会開催に先立ち、1年前に新しくオープンした愛知大学名古屋図書館を見学することができました。




新しい施設やいろいろな工夫に目を奪われました。
ですがそれ以上に注目したいのが、図書館の行った選択でしょう。移転前の図書館から、現在の図書館へ持って来た資料は、元の半分以下とのことです。

資料を大胆に減らし、その分のスペースをよりふさわしい方法に利用するという判断は、非常に勇気のいるものだったと思います。
当事者でない私がその評価をするものではありませんが、図書館が主体的な攻めの判断をした、という点は見習いたいと思いました。


見学会の後は、恒例のトサケンオフ会(=大交流会)です。
直前のお誘いにも関わらず、愛知方面の方々を中心に15名のライブラリアンが参加してくださいました。多くの新しい出会い、数年ぶりの再会など、とても楽しく貴重な場となりました。
これも、いろいろとご尽力頂きました、愛知大学さんや幹事をしてくださった皆さんのおかげです。本当に、ありがとうございました!


ちなみに次回は、5月4日(土)18時頃からJR名古屋駅周辺で開催予定です。
このブログはもちろん、facebook私のTwitter@karatelibrarianトサケン公式Twitter@tosaken2006でもアナウンスしますので、ぜひご参加ください。


○マイニング探検会 #34

かねてから、ずっと参加したかったマイニング探検会(マイタン)。この第34回から、東京だけでなく京都でも隔月開催とのことで、勇んで参加してきました。

この日は、初の京都開催+オープン開催でしたので、マイタンの趣旨説明から始まり、発起人の一人・清田さんのお話を中心に簡単な討論を行いました。

清田さんのお話は、曖昧な情報要求や定型化できそうな利用案内等に対して、コンピュータを活用することでそれをどのように解決できるのか、といったことでした(はしょり過ぎ?)。
思えばマイタンの主旨・目的は、まさにこの辺りにありますので、それに沿ったお話をしてくださっていたのでしょう。

このところ自分の最大の関心ごとは、いかにユーザーに図書館の魅力を伝えるかであり、それは主にユーザーと直接向かい合うことで実現したいとイメージしていました。
それと全く逆を行くこの試みは、自分のイメージと補完し合えるもののように思いました。

いろいろな刺激をくれそうなマイタン、この日のお試し参加を経て、早速メンバー登録して頂きました。

なお、この日の様子は、UstreamTogetterでも見ることができます。


以上4イベント、非常に駆け足でしたがレポートしておきます。
他にもいくつか図書館系のイベントがあったのですが、それはまたの機会に・・・。


それでは、押忍!

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