2011-09-08

病気と明るく強く闘う、れいこ
【第70~73日目: 9月5~8日(月~木)】

6月28日に始まったれいこの闘病記、70~73日目です。
(初めての方は、まず初日・6月28日のエントリーをご覧ください)


<●お願い>

このブログには、れいこに関する情報を、ほぼそのまま掲載しています。
一方で、れいこの回復が厳しいこと、余命まで告げられたことは、本人には伝えていません。
れいこに話しかけて頂く際はもちろんですが、れいこに接する可能性のあるお子さん方にお話される際、ご配慮をお願いします。

お子さん方には、「れいこが頭にできた、悪いできものと闘っている。治るまでには、まだだいぶかかりそう」といった言い方にして頂ければ、幸いです。

「命が危ない」、「余命1~2年」といった部分については、特に配慮ください。れいこのためにも、お子さん方のためにも。

このような危惧をしつつも、あえてブログでの情報発信を行っています。皆さまのご配慮・ご協力をお願いいたします。



○進む麻痺?・・・でも、一安心

先日のエントリーでも書きましたが、先週末から、れいこの麻痺が進んでいるように感じていました。
放射線治療で、しばらく状態は上向きのはずだったのに・・・私たちにとっては、かなり強い不安となりました。

そこで6日(火)に、妻に病院に連れて行ってもらいました。
<私は休暇の残り日数が厳しくなりつつあるため、泣く泣く仕事。


結論から言うと、一時的なものだろうという診断でした。
放射線治療により一時的に脳が腫れて、その悪影響ではないかとのことです(放射線治療は、すでに終了していますが、副作用はしばらく続く可能性が高いのです)。


送ってもらった、リラックまんじゅう。


この診断には、本当にホッとしました。
急激に症状が悪化しているように思えましたので、正直なところ、不安で仕方がありませんでした。このまま一気に具合が悪くなって・・・などとも、ついつい考えてしまいました。

ですが、これで一安心です。
この日の夜は、久しぶりにグッスリと眠ることができました!


ちなみにやっぱり大喜びだった妻は、病院の帰りにれいこを誘って、ケーキを食べて帰ったそうです。れいこは、もう大喜びだったそうです。



そうそう、病院へは、「れいこ お助け隊」のSさんが運んでくださいました。
平日の日中にも関わらず、わざわざれいこを運んでくださったSさん。どうもありがとうございました。おかげで、この強い不安も解消しました~!



○プレゼント、続々と。

この2~3日、申し合わせたように、れいこにプレゼントが届いています。
「れいこ お助け隊」の皆さんをはじめ、何人もの方々から、たくさんたくさん。

プレゼントに囲まれて。



リラックまんじゅうにありつく、お兄ちゃん。


リラックマのぬいぐるみの数々、抱き枕、リラックまんじゅう、本にお茶漬け、石鹸などなど。
れいこは毎日、大喜びです!皆さん、お気遣いありがとうございました!



○進む、脱毛。

何とも言えず、気の毒なのですが・・・れいこの脱毛が、進んでいます。
ピーク時は、朝起きると、枕の周りに100本くらいの髪の毛が。




れいこの場合、放射線を当てる部分だけが、ピンポイントで脱毛しています。
この写真は、1週間ほど前のものです。今はもう、この部分脱毛がもっともっと、脱毛しきっています。アタマのあちこちに、500円玉より大きい不毛地帯が・・・。

もっとも、あくまで部分部分ですので、髪を上手にまとめれば、ごまかしは効くのですが・・・。
<小学校でも、あまり言われないようです。


このところは、もう脱毛しきったようで、抜ける量がちょっと減ってきました。何とか誤魔化しが効く範囲で済んで、まあ良かったかなあ、と思っています。



○お父さん日記

今日はついでに、お父さん日記を。(笑)

まず、3ヶ月ぶりに空手道場に行ったことをご報告しておきましょう!
れいこの脳腫瘍が判った日に、親子で退会をした私とれいこ。


当時は、れいこは何ヶ月も入院をしなければいけないと思っていましたし、その間は、私はずっと傍にいてやろうと思っていました。

・・・が、思いがけず、元気なれいこ。とりあえずは退院もできましたし、予想以上に体調も良好です。
ちょうど館長が、たまには汗を流しに来い、と言ってくださったので、お言葉に甘えて道場に行ってみました。


3ヶ月ぶりに袖を通した道着と、久しぶりの道場。
館長はもちろん、子供たちも、親御さんも、笑顔で迎えてくれました。
久しぶりの稽古は、とても新鮮な気分でした。しばらくぶりに、気持ちのよい汗を流すことができました。

館長、皆さん、ありがとうございました!
この道場は、自分たち親子の帰るべき場所の一つです。いつかまた、れいこがすっかり元気になったら、親子で戻りたいと思っています。


そして、こんな状況なのに、快く送り出してくれた、れいことお兄ちゃん、お母ちゃん!ありがと~。



<●最後に、れいこへ。>

れいこへ。

このところ、左手も左足も、具合が良くないなあ。
お父さんたちは、とても心配しとったんぞ。

週末に、お前と手を繋いだときに、握り返すチカラが弱いのに、驚かされた。
握力を測ったら、左手はたったの4キロしかなかったね。


でも、この前の診察で、おそらく一時的なものやと言ってもらえて、お父さんたちは本当に楽になった。
何もないところで何度も転んだり、全く動かない左手を見よるんは、本当にしんどかったんやで。


れいこは、きっと元気になるよ。
いつかその手が、強く強く、お父さんたちの手を握り返してくれる日が来ることを、信じとるよ。

その日まで頑張ろう、れいこ。

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