2011-04-02

【満員御礼!大盛会!】
ダイトケン関西合同例会 兼 Code4Lib JAPANワークショップ!

図書館ネタとしては、一ヶ月ぶりにブログを更新しています。頻繁に覗いてくださっていらっしゃる皆さん、申し訳ありませんでした。
ダイトケン関西3支部合同例会 兼 Code4Lib JAPANワークショップの準備に、時間を費やしてしまっていましたので・・・。


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さて、それでも雑談から。
先日、息子の卒業式がありました。当日は、こんなよそ行きの格好で。


何だか、韓ドラ俳優っぽい?(笑)
卒業式の写真は、先生や他の子どもたちとのものばかりで、さすがにここでは使いにくく、こんな写真になってしまいました。

それにしても。
息子が中学生にもなると、ますます私のおっちゃん度がアップといったところでしょうか。私もホヤホヤの40歳ですしね!
 

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では、肝心の本題に入りましょう。

<【開催報告】 大学図書館問題研究会 関西3支部新春合同例会(兼 第5回Code4Lib JAPAN Workshop)
「めざせ!図書館発、USTREAM中継!~基礎から、集客ノウハウまで~」>

【主催】 大学図書館問題研究会 兵庫支部 (京都支部、大阪支部)
【協力】 Code4Lib JAPAN

開催主旨については、前回エントリー告知ページで、ご覧ください。あちこちで宣伝しましたので、ご存じの方も多いでしょうね。



○開催まで

ことの発端は、Twitterでした。
Code4Lib JAPANワークショップに参加したいなあとツイートしたところ、Code4Lib JAPAN設立メンバーの一人でもあるARG岡本さんが、「関西にも行くから、誘致してよ!」と。

ちょうど当時、新体制への移行を検討していたダイトケン兵庫支部にて、誘致をしたいと相談をしたところ了解を頂き、話が進み始めました。

私は勝手に、ダイトケン兵庫支部の「Code4Lib JAPAN誘致実行委員長」に就任しました。
そしてダイトケン兵庫支部の新実行部隊・「D-ヒョーゴ」が設立され、新体制で一気に開催へと繋げることができました。
(「D-ヒョーゴ」は、随時メンバー募集中!)

ダイトケン兵庫支部は、Code4Lib JAPANの公式スポンサーとなり、今回のワークショップを誘致することができました。


○当日のプログラム

講師は、岡本真さん(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)と、林賢紀さん(水産研究情報総合センター)でした。また、事務局としてふじたさん、アシスタントで平山さんもご参加くださいました。
この豪華メンバーにより、当日は以下のプログラムで進行しました。

・セッション1:講義(岡本氏)「コンセプト、ビジョン、ミッション」
・セッション2:演習(全員)「30秒自己紹介」
・セッション3:講義(林氏)「USTREAM Live Broadcasterを使う」
・セッション4:講義(岡本氏)「USTREAM番組を企画する」
・セッション5:討論(全員)「番組を企画する」
・セッション6:演習(林氏、岡本氏)「番組を準備する」
・セッション7:演習(林氏、岡本氏)「番組を中継する(1回目)」
・セッション8:演習(林氏、岡本氏)「番組を中継する(2回目)」
・セッション9:討論(全員)「放送を評価する」
・セッション10:表彰(林氏)「修了式」

小さなセッションに区切りながらも、充実プログラムがてんこ盛りです!
当日は、全員にしっかりと理解してもらうため、参加者は30名限定とさせて頂きました。当日来られなかった方がいらっしゃったものの、定員を超えるお申し出があり、満員御礼となりました。


その30人に対し、Code4Lib JAPANの講師お二人+事務局+アシスタント4名が、しっかりとサポートしてくださいました!


○ワークショップ内容

まず、岡本さんからCode4Lib JAPANのコンセプト、ビジョン、ミッション等について、説明がありました。これらは、Code4Lib JAPANパンフレットにも掲載されています。

続いて、参加者全員による30秒自己紹介です。一人一人最前列に出て、大きな声で、はっきりと。これは、USTREAM中継にも大事なことであり、その練習を兼ねて行われたものです。

ちなみに私、この場でプライベートで作成した「空手家図書館員」の名刺を初披露。第1号は、講師の岡本さんに差し上げました。(笑)
<ウラにはちゃんと、「Code4Lib JAPANサポーター」と印刷してあります。(笑)


その後、林さんから、USTREAMの基本操作に関するレクチャーがありました。一段階ずつ、丁寧に教えてもらえたので、とても判りやすかったです!


お話を伺いながら、参加者は一人一台のPCを実際に操作しながら、学んでいきました。


そして後半は、グループでの番組企画と、実際のUST中継です。あらかじめ分けられた5人程度のグループごとに、企画を練って中継します。

ここでのミソは、以下のような部分でしょうか。
  • 分業体制の明確化
    誰が、何をするのか。出演者だけでなく、プロデューサー、撮影スタッフ、音声チェック、そしてTwitter担当など。

  • 演出方法
    • ハッシュタグの設定(ダブらないように)
    • 資料の事前公開
    • プログラムのツイート、MLなどでの告知(パーマリンク必須)
    • インフルエンサーへのRT依頼
    • 質疑はTwitter経由
    • 参照情報を随時Twitterで流す、などなど。
    そして、こういう活動を効果的にするために重要なのが、日頃の活動・交流ぶり。 <これは私、得意かも。

当日の各チームが放送した内容は、こちらから、ご覧になれます。

ちなみに、私の所属した班が放送した番組「図書館大喜利」は、こちらです(約7分)。



台本もなく本当にぶっつけ本番で、今見直すと、恥ずかしい限り。素人が、用意もなく放送すると、いかに悲惨な結果になるか、その教材として公開し続けています。
(ちなみに私は、他の番組にも2本出ています。そのうち1本は、スチール缶握り潰し!お時間のある方は、探してみてください)

また、当日のワークショップ自体も、USTREAMにて公開しています。

グループ毎に番組を放送した後は、相互評価を行いました。お互いに、他のグループへの意見を寄せ合い、今後に役立つ討論を行うことができました。


○トラブル

正直に言えば、唯一にして最大のトラブルとして、ネット環境の悪さがありました。
Code4Lib JAPANと参加者の持ち込みWifiに加え、会場の無線LAN回線が10ユーザー分あったのですが。それがなかなか、適切に繋がらず・・・。
どうやら、ポケットWifiなどは、狭い場所で何台も使用するのは、かなり困難な様子。

しかしそこは、さすがにCode4Lib JAPAN。「ネット環境が悪いのも、より現実的なシチュエーションだと思ってください!」との一言。
これを機に、参加者の皆さんは気持ちを切り替えてくださいました。

一時は、「ネットがちゃんと繋がらんじゃろうがー!一体どんなんじゃ、この会場は!(怒)」というような声が出ても仕方ないくらいの状況でした。
会場を手配した身としては、非常に心苦しいものがあったのですが、Code4Lib JAPANの機転、参加者の皆さんの前向きな様子に救われました。不具合をお詫びするとともに、皆さんには感謝する次第です。


○修了式

丸一日を費やしたワークショップの最後には、修了式が行われました。Code4Lib JAPANからの修了証を、講師の林さんから一人一人に手渡しで頂きました。


私は一受講者でもありましたので、もちろん修了証を頂きました!


わざわざ最後に呼び上げて頂き、主催・誘致に対する感謝のお言葉まで、頂きました。感動!
<この気遣いぶりも、Code4Lib JAPANならでは、といったところでしょうか。

なお、当日のツイートは、岡本さんにより、Togetterにまとめが作成されています。こちらも、ぜひご覧ください。
また、当日の写真は、後日Flickrで公開する予定です。追ってこのブログでも、ご案内しますね! 


○雑感

この日は、本当にいろいろなことを学ぶことができました。

今回のワークショップの目的は、単にUSTREAM中継のハウツーに留まらず、どのように中継を盛り上げ、それをどのように図書館のプレゼンス向上に繋げていくか、という点にありました。

その意味において、番組の分業体制などに加え、Twitterを含めた放送内外との連携や、事前の周知・資料公開といったノウハウを学べたことは、本当に有意義なことでした。


震災の影響で、一時は開催の見合わせすら考えたこのワークショップでしたが、参加された皆さんにも喜んで頂き、本当に良かったです。
当初行わない予定であった、このワークショップのUSTREAM中継も、急遽行いました。

こんな時期だからこそワークショップを開催し、こんな時期だからこそ大勢の人に向けて発信しようという考えは、ダイトケンとCode4Lib JAPANが共通で抱いた思いでした。

参加してくださった皆さん、ぜひともこの日学んだことを、活かしてください。自分が開催するフォーラムや勉強会を、ぜひともUSTREAM中継してくださいね~!
そうした活動が、(今回の被災地も含めて)図書館界全体を活発にし、図書館の価値を高めていくことになると思います。



○早速、中継企画!

私自身、早速USTREAM中継を行う次回企画を用意しました!

追ってこのブログでも案内しますが、8月27日(土)~29日(月)に東京で、ダイトケン全国大会が開催されます。その中で、28日に「ソーシャルメディア分科会」を私と@Zhang_Mao氏で開催することにしました。

テーマがテーマですし、何よりUSTREAM中継について、学んだばかり!
この企画が決定したダイトケン全国委員会で、「当日はUSTREAM中継します!」(キリッ)と断言してきました。
またこのブログでご案内しますので、ぜひチェックしておいてくださいね~。


○謝辞

まずは、Code4Lib JAPANの岡本さん・林さん・ふじたさん・平山さんに、お礼を言いたいです。Code4Lib JAPANのワークショップとして開催したからこそ、今回の合同例会は成功したのだと思っています。

開催すら危ぶまれた中、様々な障害を乗り越えてワークショップを開催くださったCode4Lib JAPANの皆さんには、本当に感謝しています。
判りやすく楽しかった、何より次に繋がる、そんな最高のワークショップでした!


そして、この日の主役は、参加してくださった皆さんですね!
年度末のお忙しい中、有料であるにも関わらず参加してくださった皆さん、ありがとうございました。私自身、皆さんとご一緒できて、本当に嬉しかったです。
皆さんのあの熱意と盛り上がりのおかげで、本当に充実した一日になったと思います。
今回のワークショップを機に、ダイトケンに入会くださった方もいらして、その点でも本当に嬉しいです。

なお、参加くださった@kei_tamaiさんが、ご自分のブログでレポートを書いてくださっていますので、ご紹介します。

最後になりましたが、ダイトケンの皆さん、ありがとうございました。
関西だけでなく、全国各地の会員が広報してくださいましたこと、非常に嬉しく思っています。スポンサーなどイレギュラーな提案もしましたが、全国委員会・常任委員会にはご承認も頂き、感謝しています。

合同で開催した京都支部・大阪支部からは、多くのご意見・ご支援を頂きました。
なお、京都支部の提案で設置した震災への募金箱には、12,000円の義捐金が寄せられ、日本赤十字社に送金できました(京都支部からは、当日行ったCD-ROM販売の売上金全額を義捐金として提供頂いており、上記金額に含まれています)。

そして!
ダイトケン兵庫支部の皆さん、何よりD-ヒョーゴの皆さん、ありがとうございました~!
今回は、新しく立ち上がったD-ヒョーゴの初企画でしたが、皆さんのご協力でこのような大成功になったと思います。
メーリングリストだけでも、500通ほどのメールが飛び交いましたね。今回のワークショップは、D-ヒョーゴメンバーの力なしでは、絶対に開催できませんでした。いたらない私を支えてくださって、ただただ感謝です!


○新入会員&サポーター募集

おまけに。
ダイトケンとCode4Lib JAPANでは、新規メンバーを募集しています。

  • ダイトケン
    ダイトケンでは、常時新規会員を募集しています。
    特に京阪神地区の皆さん、今回のように一緒にいろいろな勉強会をしていきませんか?関西には、京都・大阪・兵庫に支部があり、いろいろな活動をしています。
    公式サイト「大学図書館問題研究会とは」も、併せてご覧ください。

    私の所属する兵庫支部では、D-ヒョーゴという新しい有志活動グループを立ち上げたところです。
    <記念すべき初回の活動が、今回のワークショップ開催でした。

    D-ヒョーゴは、兵庫県在住・在職者に限らず(今も、メンバーの3割ほどが県外です)、一緒に勉強したいメンバーを募集しています!

    ご関心がある方は、お気軽にご連絡ください。このブログにコメントを頂いても構いませんし、Twitterでkaratelibrarian宛てにツイートくださっても結構です。

  • Code4Lib JAPAN
    Code4Lib JAPANでは活動を続けて行くため、会員を募集しています。
    個人(サポーター)で1口(2,000円)、団体(スポンサー)でも1口10万円~も大絶賛募集中です!(職場にCode4Lib JAPANを誘致してみませんか?)

    各制度についての詳細は、公式サイトをご覧ください。

    ちなみに、ダイトケン兵庫・京都・大阪支部は、Code4Lib JAPANのスポンサーです。また、私自身も、個人サポーターになっています。Code4Lib JAPANの活動主旨にご賛同頂ける方は、ぜひ!


 <●どうでもいい独り言(最後も雑談)>

このワークショップが終わって思うことの一つは、Code4Lib JAPANの細やかさ。プログラムそのものはもちろんですが、前後のケアがすごい!

発声練習を兼ねての自己紹介によるアイスブレイク、一人一人への修了証手渡し(下の写真のような、おみやげまで配るところが憎い!)。
参加者お一人お一人へのお声がけ、そして、Code4Lib JAPAN誘致実行委員長だった私に対しても、顔を立ててくださるコメントの数々。


Code4Lib JAPAN、本気でヤバイです。
本当に、見習うところ大。 私も今まで何度かの企画を実行しましたが、まさにこういうのがお手本ですね~。ただただ、脱帽です!


・・・で。 これほどのイベントを、しかも大成功で終えながら、2週間もブログをアップできなかった自分。さすがにちょっと、恥ずかしく思っています。

言い訳しておきますと、年度末で仕事がかなりテンパっていたこと、何より解放感・満足感から、手が止まってしまいました。
上で書きましたように、8月27日(土)~29日(月)に開催されるダイトケン全国大会では、私と@Zhang_Mao氏で担当する「ソーシャルメディア分科会」の中継も決定しました。これに向けて、またスキルアップを進めたいところです。

それでは、押忍!

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