2009-12-22

(今度こそ、本編) 図書館とアーカイブズの融合? 京都図書館情報学学習会にて学んだこと

  
私の職場でも、ささやかながら、クリスマスのお祝いです。


本当にささやかではありますが、それがウチらしくて、いい・・・と思っています。

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さて、一昨日泣く泣く断念しましたが、今日はちゃんとレポートを。
17日に、京都図書館情報学学習会に参加してきました。

「図書館とアーカイブズの融合 -京都府立総合資料館のめざすもの-」
(発表: 京都府立総合資料館 福島 幸宏 氏)


講師の福島氏は、同館歴史資料課に在籍されており、公文書管理をなさっておいでです。いわゆる、アーキビストということになるのでしょう。
自治体史編纂や大学講師などの傍ら、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会等で各種委員をなさっています。

非常に広く活動なさっておいでの方ですので、ご関心があれば、GoogleでもCiNiiでも、検索してみてください。(笑)
その福島氏が、今日は図書館とアーカイブズの融合について、語ってくださいました。

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まず最初に、「アーカイブズの世界」概観として、この世界のことをごくごく掻い摘んで、ご説明を頂きました。
  • アーカイブズ機能には、組織アーカイブズと収集アーカイブズがある。
    前者は、公文書・行政文書など、組織的に共有されているもの。京都府の場合、完結後25年を経過し、整理が済んだものから公開している。
    後者は、地域資料・古文書など。家・団体などが持っていることが多く、博物資料の混入も多い。福島氏の実体験で、封を開けると、数百年前の髷(断髪したもの)が出てきたこともある。

  • 戦災などにより、多くの資料が散逸する中、資料保存運動、自治体史編纂ブームが起こる(どうやら、私のイメージよりも、いろいろな資料を保存する動きがあるようだ)。しかし「平成の大合併」が一息つき、終息方向。

  • 今年、いわゆる公文書管理法が成立。各機関は、これにどう向き合う?
    公文書等の管理に関する法律
    (目的)
    第一条  この法律は、国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものであることにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、公文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理、歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。

  • 公文書館的機能=「親組織資料の継続的な引継ぎがシステム化されていること」+「情報公開制度と別の枠組みで、管理・公開されていること」、とのこと。
    実質的に合格点にならない機関が多い、と氏は嘆かれていたが、それはどこの業界も一緒。

このさわりのお話をお聞きしただけで、この世界に対する全くの無知を自覚。
考えてみると、アーカイブズに関する資料は、図書館・アーカイブズとは何か(藤原書店)を、ざっと読んだくらいですし。
あ、それと「大学の図書館」28巻8号(2009年8月)で、福島氏が投稿されたのを、再度読み直してはきました。(笑)

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続いて、「図書館のなかのアーカイブ資料-利用者としての経験から」として、各地図書館が有する、ユニークな資料の紹介がありました。

  • A市立図書館の戦時資料
  • B市立中央図書館にある個人文書・旧行政村資料
  • C市立中央図書館の疎開資料
  • D大学図書館の年史編纂関連資料
  • E図書館の地域資料

これらが、例として説明されました。いずれも、レアな資料ばかり!

どうやら近世以前のものは、それなりに図書館でも管理されているようです。
一方で、近代以降-とりわけ、図書館資料として扱えないものが、うまく保存されていない現状があります。
福島氏はこうしたものを、本来行政・大学機能でしか果たせないものではないか、と指摘しました。

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そして、「図書館の生き残り方/アーカイブズの広め方」について。

まずアーカイブズの現状として、圧倒的な不在(数え方にもよりますが、全国に50館程度らしいです)・味方の少なさがあります。そもそも、MLA連携(※)どころか、AA連携すらない、という現状のようです。
一方で図書館は、「図書館像の揺らぎ」があり、いささか足元が覚束ないのが実情です。

福島氏は以下の2つのアプローチで、両者が連携する意味合いを説きます。
  • 地域資料の視点から、問題を再構成
    地域社会・各団体(大学を含む)が課題を把握し、その中に業務を位置付けることの重要性、専門性

  • 情報発信の主体としての強化型ライブラリ/アーカイブズ

(※)上述の「MLA連携」は、最近よく耳にするようになりましたね。MLAはそれぞれ、Museum、Library、Archivesを指し、比較的性格の近い3機関の連携を意味するようです。

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そして最後に、氏は「新館にむけての私案」をお話くださいました。
(京都府立総合資料館には、新館を建てる構想があります。詳しくは、総合資料館基本構想をご覧頂くといいでしょう。素人すぎてよく判りませんが、いろいろと練られた計画であるように思います)

一言で言うと福島氏は、新館にて「京都」に関する情報を、一手に集中・発信したい、とのことです。氏によると、ポイントは以下の3点です。

  • 唯一の<京都の記憶>のセーフティネット
    京都に関する資料を蓄積=府民の財産を集中する、ということだそうです。これは、京都という場所がら、他の地域以上にやりやすいことでしょうし、やる必要性がありますね。

  • 強化版アーカイブズ
    巨大なニッチ産業として、NDL・京都大学・公共図書館が拾えない情報の収集を考えるべき、とのことでした。

  • 府の事業としての耐性
    この規模・方法でしか出来ないという独自性を訴えられること、そのモデル設計が重要、とのことでした。

ご自身はこの私案を、「妄想」とおっしゃっていましたが。(笑)
この「妄想」のうち、非常に重要に示唆に富んだご指摘が!アーカイブズの概念において、収集・整理については含まれているが、利用・情報発信についてほとんど考えられていない、とのことです。なるほど~!

その文脈においても、LとAが連携する意味合いがありそうですね!
私たちは、資料を収集することに加え、提供する面でもプロフェッショナル(・・・のはず)です。Aがそうした面で知識と経験をお持ちでないとしたら、Lの長年の蓄積が活かせるのではないでしょうか。

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・・・ということで、今回の報告を終わります。
日頃なかなか馴染みのない・・・というか、全く勉強できていないテーマでしたので、すごく勉強になりました。
福島さんは、初学者にも判るように丁寧にお話くださったので、とても理解しやすかったです。質疑応答にもお答え頂き、感謝感謝です!改めて、お礼を申し上げます。

また、世話役をされた皆さんにも、いろいろとお世話になりました。突然当日の飛び込みにも関わらず、ウェルカムしてくださって、感謝しています。
特に、同館のF原さんや会場校・京都府立医科大学のY下さん、K原さんには、お世話になりました。ありがとうございました!

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<今日の小ネタ>

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<どうでもいい独り言>

前回は、中途半端なエントリーで申し訳ありませんでした。今日はお詫びに、朝5時台に起きて、このブログを書いています。(笑)
今日は23日(祝)ですが、授業開催日のために、終日出勤です。
もうそろそろ、支度をしませんと・・・。

本当は、この日も学習会の前に行った、京都精華大学情報館や京都府立総合資料館のレポートもしたかったのですが、それはやむを得ず次回に。

ところで!
もしかすると、今回が今年の最終の更新になるかもしれません。
実は、まもなく海外に行ってきます!何をしに行くかは、以下の4択で。

  1. クリスマスの旅
    ニューヨークでクリスマス満喫。子どもたちと本場のクリスマスを。

  2. 図書館の旅
    ヨーロッパ各地の図書館を求め、放浪の旅へ。自転車で欧州を走破。

  3. 武道の旅
    空手家として、最強の立ち技格闘技の一つ・ムエタイを観に。

  4. オーロラの旅
    抽選で当たった北極ツアーで、オーロラを観に。ホッカイロ100個購入予定。

・・・後になるほど、嘘くさい。(笑)

もしかすると、これで今年最後になるかもしれませんので、ご挨拶。
皆さん、今年は本当にお世話になりました。私にとっては、図書館に復帰した記念すべき年になりました。
また、このブログを開設して、皆さんともお付き合いのできた一年でした。本当に、感謝でいっぱいです!また来年も、よろしくお願いいたします!

いささか気が早いですが、どうぞよいお年をお迎えください。
 

2009-12-21

(予告編?) 図書館とアーカイブズの融合? 京都図書館情報学学習会にて学んだこと

 
とうとう、やって来ました!
我が家へも、デジタル化の波!

永年使ってきたテレビが、ここしばらく劇的な不調ぶりで。近未来的な節電機能を備えてしまって、番組を見ている最中に、勝手にビシバシ落ちる電源。
これにはさすがに耐えかね、東芝のREGZAを購入しました。


それにしても、前のSHARPのテレビも、長いこと働いてくれました。まさに、寿命です。
確か95年に購入したので、もう14年間。あまりテレビを見ない我が家とは言え、立派にお勤め終了といったところでしょうか。

95年に海を渡ったヒデオ・ノモの勇姿を、このテレビで何度も見たものです。メジャーリーグの生中継を夜中に見て、寝不足のまま、出勤したりしましたねえ・・・。
<あの頃の野球は良かった・・・(遠い目)。

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さて、今日の本題。
もう数日前になりますが、17日に京都図書館情報学学習会に参加してきました。

この日は、「図書館とアーカイブズの融合 -京都府立総合資料館のめざすもの-」と題し、京都府立総合資料館の福島 幸宏氏による講演が、京都府立医科大学附属図書館にて開催されました。

・・・で、意気込んで書こうと思ったら、何と!
また、資料を職場に忘れているではありませんか!

先天的な記憶喪失力を誇る私ですので、ここは報告を、ひとまず明日に延ばさざるを得ませんね・・・。やむなし、ということでご了承ください。

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ちなみにこの日は、23日(水)の休日出勤の振替で、休みを取りました。せっかく京都に行くのですから、いろいろと勉強したいですからね!

昼頃から、京都精華大学情報館を見学してきました。そして講師の福島さんがご所属の京都府立総合資料館を見学し、その後に少し早めに会場入りして、京都府立医科大学図書館を拝見してきました。

この辺りも、次回一緒にレポートできれば、と思います。

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<どうでもいい独り言>

本当に今回はこれだけになってしまいましたが、どうぞご容赦ください!
本来ですと、わざわざエントリーにすることもないのですが。ここしばらく忙しくて、ずっと更新できていませんでしたので、とりあえず生存証明ということで。

お詫びに、お父さん特製焼きそばを頬張る、私の身内の写真を。(笑)


いや、口の周りやあごに、青海苔いっぱい付いてますけど?
しかもカメラに気を取られ、横から迫りくるお兄ちゃんの魔の手に気付いていません。
(この後、これが元で、ひと騒動ありました・・・)

次回こそ!きちんとレポートしたいと思います。久しぶりの更新がこんな状態で、申し訳ありません! 
<もう2時を回ったので、ある意味良かった気も・・・。
 

2009-12-11

オフレコ密談会・・・第5回「自由なるライブラリーフィールド」

 
今日は、お見苦しい写真から。
昨日、道場に稽古に行って。久しぶりに、プロテクターなしで組手をやったら、弐段と参段の先生にやられて。
ビールを飲む頃には、右足首付近とそのちょっと爪先側2か所が腫れ出して。


何だか、右外側のシルエットが凸凹・・・。
まあ、我が家の湿布は無臭ですので、職場に貼って行っても大丈夫。

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さて、今日の本題。
12月8日に、第5回「自由なるライブラリーフィールド」(以下、「FLF」)に参加してきました。
このところ、忙しい日が続いていたので、その分まで定時ダッシュ!

この日のテーマは、「『大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)』を読もう」でした。

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この日の参加者は平日にも関わらず、31名。口コミだけで、毎回これくらいの人数が集まるのが、FLFのすごいところ。

早速、大々的にこの日の内容を紹介したいのですが・・・今回はすべての内容を、オフレコとし、ネットにも掲載禁止にしています。
上記審議のまとめ、特に電子ジャーナルの運用について率直な議論をするために、あらかじめ参加者の約束事になりました。

そういう訳で、今回は何も書けません。早くも、レポート終了!

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・・・と、これだけで終わる訳にも行きませんね。得意の懇親会の話もさせてもらいましょう。(笑)
これまた平日にも関わらず、21:30からの懇親会に20名もの方々が、集まりました!FLFは何と言っても、ここからが山場です!(笑)

いろんな勉強会に出られているコアな方々が、意外にFLF初参加だったこともあり、この日も大いに盛り上がりました。
いや~、ホントにFLFには、熱い人が大勢集まります。何でなんでしょうねえ?(笑)

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そういう訳で、予想どおり、私の帰りは終電に。
しかも最後は、例によって全力疾走する羽目に。途中までは余裕だったのに、気付けば駅の下で終電2分前!久しぶりに、焦りました。
<この時点では、まだ写真の状態の前夜でしたので、走れました。

いささか最後の時間の読みが甘かったですが、非常に充実した会になりました。
次回は、来年です。またこの場でご案内しますので、関西方面の方、ぜひご一緒しましょう!

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<今日の小ネタ>

 今日は、Google特集?

それにしても、Googleのおかげで、ネタに事欠きませんね~。(笑)

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<どうでもいい独り言>

前回のこのコーナーでも、ブルーな話を書きましたが。
<あのショックからは、徐々に復活中。
今日もちょっと、微妙な心境。

実は、息子が空手を辞めて、タッチフットかサッカーをしたいと言い始めました。
昨夜、子どもたち二人で昇級審査を受けに行っていたはずが、私が帰宅すると一人でお留守番しているじゃありませんか!
ちょっと涙目になりながら、「空手辞めるなら、審査を受けても仕方ない」と言って。

私としては、自分が10年近く打ち込んでいる空手ですから、息子とずっと一緒に稽古できれば・・・とは思っていました。
いつか、こんな日が来るだろうな、と思ってはいましたが・・・とうとう、来ましたね・・・。

空手を辞めて、本当にやりたいことに打ち込んでくれるのであれば、それはそれでいいと思っています。
一方で、そろそろ伸び悩んできて、安易な道を選んでいるだけのようにも見えて。自分自身、なかなか判断も付きませんし、割り切りもできません。

最終的には本人が決めることで、親がどうこうは言わないつもりですけれど。少しずつ、わが子が自分から離れて行くような気もして、ちょっと寂しくもあります。

・・・いずれにせよ、彼の決断が、彼自身にとってプラスとなりますように!
 

2009-12-07

図書館員であつまって飲み会@大阪

 
先日篠山にてトライした焼き物が、出来上がりました。


私のテーマは、「武骨」。
当日は、作成に90分与えられ、5分で終わってしまった私。
でも、ある意味でテーマどおりに、仕上がりました。
さっそく、一人で試飲会をする私。

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さてさて。
先日のエントリーでもご紹介しましたね。
昨日12月5日、「図書館員であつまって飲み会@大阪」というのが、ありました。

主催者 谷航さんのブログ:「図書館員であつまって飲み会@大阪」

この開催の呼びかけが、ふるっています。
「拝啓 図書館員の皆さま
友だちの輪を広げよう的なゆるい感じで集まりませんか」

谷さんとは、Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッションの大阪会場を、サポーターとして一緒に運営したつながりです。

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谷さんのブログにもありますとおり、谷さんと辰巳さんが発起人になって、ブログやtwitterなどで呼びかけをしてきました。

そしてこの日、集まった図書館員、実に39名!
大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、何故か千葉かも、合計6府県から集まった大勢のライブラリアン。

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主旨に「ゆるい感じ」を標榜しているとおり、この日はとてもゆるーく始まりました。
1時間以上前に来られた方が何名か、近くの書店で時間をつぶされたり、先に入って飲み始めたり。遅れてくる方、当日いきなり現れる方、それはもう「ゆるい」。(笑)

始まってからしばらくして、ようやく谷さんの挨拶。
そしてその後はひたすら、大いに飲み、大いに語らうのみ。予定時間が過ぎても、締めの挨拶もなく、そのままその店で飲み続けました。
帰る方は、それぞれ気が向くままに帰り、23時頃になってようやく、終電に合わせて流れ解散となりました。

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お題もなく、テーマもなく、余興もなかった、この集まり。それでも会は、大成功だったと思います。
とにかく、何もないのが良かったです。(笑)

谷さんの顔の広さもあり、あちこちから気ままに集まり、気ままに語らった皆さん。
ヘンな緊張感もなく、本当に盛り上がった会でした。
世話役をなさった谷さんと辰巳さんが、あちこちを回って場を盛り上げてくださって、とってもいい幹事ぶりでした。

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私としても、大勢の方々とお近づきになることができ、とても貴重な場でした。
半分くらいの方は、初めてお会いした方でしたので、今回も名刺をたくさん配りました。(笑)
公共図書館はもちろん、NDL、学校図書館の方や、アーキビスト、大学の先生(しかも図情大の恩師)、図情大の後輩といろんな方にお会いできました!

こうしたつながりを今後活かせるかどうかが、課題になりますね。
私としては、せっかくこうした機会に知り合えたのですから、ずっとご縁を保っていきたいところです(皆さんがそう思ってくださるかどうかは、判りませんが)。

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また、あまりにも盛会だったので、この集まりで新年会をやろう、ということになりました。もちろん、今回出席しなかった方も、ウェルカムです。
このブログでも宣伝させてもらいますので、ぜひ!皆さんご参加ください!

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それにしても。
下心を隠さずに言うと、正直、残念な思いも。

実は私も、こうした会を主催したいなあ、と思っていました。主催者になれば、参加者の皆さんとは強いパイプができますよね。
近いうちに、何かお題設定をして、私的な交流会をしたいなあ、と思っていたのですが。「お題設定をしない、ゆるい集まり」というテーマには、脱帽。
こうした会の企画は、自分の来年の目標の一つでしたので、ある意味、残念。(笑)

あ、でも、それはもうどうでもいい話です。
今はもう、こうしたいい集まりができましたので、大いに満足していますよ~!
<谷さん、辰巳さん。

幹事のお二人、そして参加された皆さん、どうもありがとうございました!
また新年会で、お会いしましょうね~。
<それと名刺をお持ちでなかった皆さん、ぜひとも、連絡先を教えてくださいね~。

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<どうでもいい独り言>

昨夜は、このゆるい飲み会で、大いに盛り上がりました。
そして明後日12月8日(火)は、「自由なるライブラリーフィールド」が開催されます。

この会も、これまた熱いメンバーが多く集まります。
今回の勉強テーマは、「『大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)』を読もう」ということで、勉強不足の私には厳しいテーマなのですが、何かを学んで帰ろうと思っています。

そして、もちろん!
「自由なるライブラリーフィールド」名物(?)の懇親会でも、大いに盛り上がってこようと思います!(この会も、随時途中退出としているのですが、必ず終電まで残ってしまいます)
ご参加の皆さん、よろしくお願いします!

追伸: 神戸の某外国語大学の皆さま。いつも大勢でのご参加、本当に頭が下がります。
でも!今回こそは、お忘れものの無いように!あらかじめ、お願いしておきますね。(笑)
<FLF名物になってしまいますよ~。(笑)
 

2009-12-04

司書課程の本を選べって?

 
今日も変わらず、雑談から。
大好きな映画、バック・トゥ・ザ・ヒューチャー。最近、わが家で3部作を見終わりました。第1作から、24年経っているなんて、信じられます?
<ねえ、アラフォーの皆さん!


パート3では、ドクがクララのことを、「10億兆に一人の女」と称するシーンがありました。どうやら、"one of googolprex"と言っている様子。
研究社新英和大辞典(第5版)によると、"googolprex"とは、1の後ろへ0を10の100乗付けて得られる数のことだそうで。

何でこんな言葉に喰い付いているかと言うと、"Google"のもとになった言葉が"googol"だからです、もちろん!
初めて、"googol"(正確には"googolprex"ですが)という言葉を耳にしました~。ちょっと感動。

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さて、そろそろ本題。
数時間前に、いつも親しくして頂いている(少なくとも私はそう思っている)Sさんから、メールが入りました。
何でも、司書課程用の図書が必要とのことで、何かいいものがないか、とのことでした。

素朴な疑問。
・・・何で、私に聞く・・・??

前から言っています通り、あちこちの勉強会には飛び込みますが、私は本当に得意分野ないですし。もっと、造詣の深い方がいくらでもいますのにね。
・・・とは思いつつ、いそいそと返事を書く私。

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Sさま

井上です。メールをありがとうございました。
「図書館方面学問の生き字引」とは程遠い私ですが、とりあえず返信します。(笑)

「司書課程関係図書」とおっしゃると、要するに、司書資格を取る勉強をしている学生のための本、ですね?難しいお題ですねえ・・・。

全然体系的な回答ではありませんが、自分が割と役に立ったと思える図書を、いくつか思いつくままに。
正直、ほとんどの図書は、詳細を覚えておらず、「あの本、良かった・・・ような気がするよ?」というレベルですが、比較的読みやすかったものを中心に。
本当に、自分が今思いつく程度で。
<何しろ今、自宅でビール飲みながら記憶を辿っています。(笑)

古くなってしまったものも多いので、その辺りは考慮してください。
また、熟読していないものも、多数含まれていますので、あくまで私見として、ご覧ください。
(とりあえず、ISBN・価格くらいは付けておきますが、入手可能かどうかは判りません)

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  • 現代の図書館―図書館概説
    藤野 幸雄
    勉誠社 (1998/03/10 出版)
    ISBN: 9784585001447
    価格: ¥1,890

  • 有斐閣アルマ
    図書館情報学入門
    藤野 幸雄 荒岡 興太郎 山本 順一
    有斐閣 (1997/12/20 出版)
    ISBN: 9784641120426
    価格: ¥1,995

  • 日外教養選書
    図書館の歴史
    寺田 光孝
    日外アソシエーツ 紀伊國屋書店〔発売〕 (1994/03/25 出版)
    ISBN: 9784816912276
    価格: ¥2,242

  • 図書館員への招待 (三訂版)
    塩見 昇【編著】
    教育史料出版会 (2004/06/05 出版)
    ISBN: 9784876524464
    価格: ¥1,785

  • 情報と文献の探索 (第3版)
    長沢 雅男【著】
    丸善 (1994/03/25 出版)
    ISBN: 9784621039434
    価格: ¥3,360

  • 情報源としてのレファレンスブックス (新版)
    長沢雅男 石黒祐子
    日本図書館協会 (2004/05 出版)
    ISBN: 9784820404040
    価格: ¥1,470

  • 新訂図書館活用術―探す・調べる・知る・学ぶ
    藤田 節子【著】
    日外アソシエーツ 紀伊国屋書店〔発売〕 (2002/06/25 出版)
    ISBN: 9784816917196
    価格: ¥2,940

  • 本の未来を考える=出版メディアパル
    電子出版学入門 ― 出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ
    湯浅俊彦
    出版メディアパル (2009/06 出版)
    ISBN: 9784902251173
    価格: ¥1,260

  • 知っておきたい大学図書館の仕事 ― 現場に即した業務ガイドブック
    大学図書館の仕事制作委員会
    エルアイユ- (2006/04 出版)
    ISBN: 9784901983068
    価格: ¥2,730

  • 三一新書
    国立国会図書館入門
    国立国会図書館【監修】 NDL入門編集委員会【編】
    三一書房 (1998/05/15 出版)
    ISBN: 9784380980084
    価格: ¥997

  • ちくま新書
    図書館に訊け!
    井上 真琴【著】
    筑摩書房 (2004/08/10 出版)
    ISBN: 9784480061867
    価格: ¥777

  • 岩波新書
    未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告
    菅谷 明子【著】
    岩波書店 (2003/09/19 出版)
    ISBN: 9784004308379
    価格: ¥735

  • 情報基盤としての図書館
    根本 彰【著】
    勁草書房 (2002/04/10 出版)
    ISBN: 9784326050154
    価格: ¥2,940
    (最後に載っている図書館関連文献紹介が、非常に充実していたと記憶しています。私に聞くより、これをご覧になる方が)

  • まちの図書館でしらべる
    『まちの図書館でしらべる』編集委員会【編】
    柏書房 (2002/01/25 出版)
    ISBN: 9784760121717
    価格: ¥2,100

  • 中公新書
    アメリカ議会図書館―世界最大の情報センター
    藤野 幸雄【著】
    中央公論社 (1998/07/25 出版)
    ISBN: 9784121014283
    価格: ¥693

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この下の4件は、もう古典でしょうか。昨今の状況を捉えたものではありませんが、押さえておきたい文献です。

  • 中小都市における公共図書館の運営 ― 中小公共図書館運営基準委員会報告
    日本図書館協会 (1986/07 出版)
    ISBN: 9784820473015
    価格: ¥1,365
    (いわゆる「中小レポート」)

  • 市民の図書館 (増補版)
    日本図書館協会 (1991/11 出版)
    ISBN: 9784820476009
    価格: ¥871

  • われらの図書館
    前川 恒雄【著】
    筑摩書房 (1987/04/25 出版)
    ISBN: 9784480853752
    価格: ¥1,890

  • イギリスの公共図書館
    トマス・ケリ- イ-ディス・ケリ-
    東京大学出版会 (1983/10 出版)
    ISBN: 9784130010016
    価格: ¥3,465

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学生用参考図書的なものを選ぶなら、以下がお薦めでしょうか。

  • 図書館学基礎資料 (第8版)
    今 まど子【編著】
    樹村房 (2009/02/25 出版)
    ISBN: 9784883671502
    価格: ¥1,050

  • 「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」解説 (第2版)
    日本図書館協会 (2004/03 出版)
    ISBN: 9784820403289
    価格: ¥892

  • 日本の図書館 〈2008〉 ― 統計と名簿
    日本図書館協会 (2009/01 出版)
    ISBN: 9784820408192
    価格: ¥13,650

  • 図書館年鑑 〈2008〉
    日本図書館協会 (2008/07 出版)
    ISBN: 9784820408048
    価格: ¥19,950

  • 図書館情報学用語辞典 (第3版)
    日本図書館情報学会用語辞典編集委員会【編】
    丸善 (2007/12/25 出版)
    ISBN: 9784621079287
    価格: ¥3,990

  • 最新 図書館用語大辞典
    図書館用語辞典編集委員会【編】
    柏書房 (2004/04/30 出版)
    ISBN: 9784760124893
    価格: ¥8,925

  • 図書館ハンドブック (第6版)
    日本図書館協会 (2005/05 出版)
    ISBN: 9784820405030
    価格: ¥5,250

  • 図書館用語集 (3訂版)
    日本図書館協会 (2003/11 出版)
    ISBN: 9784820403203
    価格: ¥2,625

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ビールを飲みながら、本棚をチラチラ見て、適当に書いただけですが、お役に立つんですかねえ・・・?

そう言えば、もっと気になることが。
「本館館長より、井上さん名指しの依頼」があって、今回のメールを頂いたようなんですが、どういうことなんでしょうか?館長さんは、私をご存じ??
<とりあえず、Sさん、返信くださーい!

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<今日の小ネタ>

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<どうでもいい独り言>

先日、少し苦い思いをしてしまいました。
きっかけは、ほんの些細なことだったのですが。娘に我慢がならず、手を出してしまったのです。

怒るのは、正直日常茶飯事ですけれど。手を出してしまうのは、絶対にしてはいけないと、常々思っているところです。
ですがこの日は、ちょっと私もイライラしていて。つい。

娘とは、お互いに謝り合ったのですが。やっぱり、胸の奥に、罪悪感のようなものが残っています。
それがあったのが日曜、以来毎日毎日、何度も思い出してため息をつく日々。

娘は何もなかったように振舞っていますが(子どもだけに、本当に忘れ切っているのかも?)、私が立ち直れません。
何で、あんなことをしたんでしょうね・・・?

今日もビールを飲みながらも、また、ため息。
 

2009-11-30

一週間日記

 
例によって、雑談から。
この写真は、先日のカニ旅行に行ったときの様子です。妻と子供たちが釣りに興じるところを、何故か遠方の高みから撮影。


何だか、長閑ですね~。いろんなことを、忘れてしまいそう・・・。
あ、だから釣りの好きな人が多いのかな?

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さて、最近ブログに情報アップが遅くて。
<前から、ですが。

ネタを書ききれないので、いろいろあったこの1週間を、無理矢理一言ずつで、レポートしてしまいます。それぞれが、とっても充実した時間でしたので、いっぱい書きたいのですが、もう断念。

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24日 関西四大学図書館職員研修会「書店に学ぶ読書空間の活性化」
(講師: 夙川短期大学 湯浅 俊彦氏)


昨今の書店、流通を巡る動向をご紹介頂き、その上で図書館界に対するアドバイスを頂きました。
質疑応答のときに、「書店は、情報のデジタル化をどう捉えているのか?」と伺ったときに、「もうお手上げ。小売業に、どうこうできる世界ではない。それはそれとして認めた上で、次の手を」という回答が、非常に強く印象に残りました。

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26日 ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の岡本さんたちと飲み会。

27日のエントリーでも書きましたが、私がtwitterを始めたのは、岡本さんのARGカフェ+ARGフェストに行ったおかげ。
そのtwitterで、岡本さんが「誰か明日、大阪で飲まない?」といったつぶやきを流してくださったご縁で、この日はご一緒できました。
某有名人もいらしていて(笑)、楽しいひとときを過ごしました。

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27日 京都大学図書館機構平成21年度第2回講演会 「次世代OPACを考える ―目録情報の視点から―」

基調講演「次世代OPACとこれからの目録情報」
(講師: 帝塚山学院大学 渡邊 隆弘氏)


講義が始まって早々に、この3年間にあったことは、書誌コントロール活動の再構築だ、と断言なさいました。うーん、そうなのか?
<目録とか、本当に判ってないので、こうした総括がどれくらい的を射たものなのか(あるいは、大胆なものなのか)、よく判りません・・・。

印象的だったのは、「次世代OPACと言うと、すぐに検索システムのスキームなどにばかり、目が行っているのではないか」というご指摘。なるほど~。
また、次世代OPACとよく言われるが、あくまでOPACはトータルなシステムの一部に過ぎない、あまりそこに拘りすぎないよう、というご指摘も尤もなものでした。鋭い!

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講演「知識体系の新たな融合:情報探索と件名標目表の活用をめぐって」
(講師: 東京大学 清田 陽司氏)


まず講師は、Webの間口の広さを指摘されました。
どのようなKWで検索しても、何かはヒットする状況を踏まえ、情報探索の手掛かりを得るためのものとしては最適であるとおっしゃいました。
そして、その最たるものとしてWikipediaを取り上げ、それがいかにユニークで汎用性が高いものかを、説明されました。
曰く、「Wikiは、Webと図書館をつなぐ中間的な情報資源」とのことです。

この清田先生はお若く、初めてお話も伺ったのですが、またお話を聞きたいと思える方でした。

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講演「次世代OPAC実装への取り組み:Project Next-L Enjuを素材として」
(講師: 應義塾大学 田辺 浩介氏)


ご自分がワンパーソン・ライブラリーで勤務された経験にもとづき、世界に目を向けたシステムを作ろう、という思いを語られました。
海外のMLなどに感化され、開かれた、世界の明日を考えるシステムにしようという思いをお聞きし、ひたすら頭が下がる思いでした。

質疑応答の際は、「MLやブログを使って、もっともっと情報発信・意見交換をするよう、現職図書館員に言ってやってくれ~!」とお願いしておきました。
<もはや、質疑応答に非ず。

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講演会後は、キッチリと懇親会が用意されていました。さすがは、天下の京大さん。
レストランでは、いろいろな方とお近づきになれました。資料の電子化を担当されている方、雑誌の受入れをしている方、女性ながらキックボクシングをなさっている方(何か、違うか!?)、飲んで吠える方(もっと違うか!?)。
とてもいい会でした。これもひとえに、講師のUさんのおかげです。ありがとうございました!

ついでに言うと、この日も二次会で泥酔し、帰りはヨレヨレで。終電から終電、次も終電と、見事な綱渡りで、何とか帰宅しました。(笑)

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28日 「末広小学校おやじの会」忘年会。

・・・あ、図書館とは全然関係ありませんでした。このブログを書きながら、どんどんビールが進んでいて、図書館であろうがなかろうが、もうどうでも良くなってきました。(笑)

もうそろそろ、今日はギブアップです。
皆さんのお役に立てるネタの提供もありませんでしたが、まあ雑感ということで、今日はご容赦ください!

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<今日の小ネタ>

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<どうでもいい独り言>

1人5アクセスを目標に立ちあげた、このブログ。
存外に多くの方がご覧くださり、非常に嬉しく思っています。最近は新しくご挨拶した方でも、ちょくちょく「空手のブログを書いてる方ですか?」と言われるようになりました。

このページのアクセスカウンターが、数日止まったままでしたので、新しくするついでに、(1桁増やして)5桁にしてみました。
さあ、夢の5桁まで届く日が来るのでしょうか!?
 

2009-11-27

(愛媛風に)すごいげー、twitter! (それと、お誘い2件)

 
世の中、ときどき不思議なものを見かけますが。
これも、謎です。これは一体、何なんでしょうか?


「宇宙おやじの会」って・・・?

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さて。
数日前のエントリーでも書きましたが、最近twitter(ツイッター)を始めました。
<今さらながら、の感ではありますが。

twitterをご存じない方は、twitter公式サイトか、ツイッター(Twitter)総合案内所をご覧ください。

躊躇しながら、この数日twitterを使っていたのですが。今日、とってもいい思いをしたので、ぜひ宣伝をしなければ、と。

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このブログでも何度も取り上げている、ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)の岡本さんは、皆さんもうご存じですよね?

岡本さんとは、twitterでフォローし合っています。
昨日twitterをチェックしていたところ、岡本さんが関西に来られていて、しかも翌日の飲み仲間を募集していることを発見!もちろん、迷わず参加表明です。
<夕方別件が入っていたのですが、まあそれは適当に脱出。

こうしたお誘いは、twitterを活かす使い方でしょうね。「誰か、都合つく?」って感じに軽く呼びかけられます。
メールを一斉送信する手もありますが、それもちょっと大げさですし。twitterなら、フォローしてくれている方なら、気軽&簡単にお誘いできます。

そういう訳で、このtwitterのおかげで、今晩はとても楽しい時間を過ごすことができました。
愛媛風に言うならば、「すごいげー、twitter!」

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そもそも、私がtwitterを始めたのも、岡本さんのおかげ。
先日参加したARGカフェ+ARGフェストで、岡本さんが「twitterを使っている人は、どれくらいいますか?」と問いかけたところ、8割くらいの方が挙手。

まあもちろん、ARGカフェ+ARGフェストに参加する方々ですから、世間よりもはるかにこうしたメディアを使っていることは、容易に想像できます。
ですが、それにしても、自分がこうも少数派だとは・・・。これはちょっと、遅れを取ったかな、と慌ててtwitterを始めた次第です。

とても簡単ですので、皆さんもぜひ始めてみませんか?
また、もうIDをお持ちの方は、ぜひフォローしてください。私のIDは、karatelibrarianです。

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・・・で、せっかくなので、今日の飲み会の報告も。(笑)
メンバーは6人、図書館総合展でお近づきになれたN社Tさん、Y市図書館のKさん、Mさん・・・そして、S町のNさん!
有名人が来ます、と予告されていたのですが、ホントに有名人でしたねえ。(笑)

いろいろな立場の方とご一緒でき、話も大いに盛り上がりました。
Tさんも企業の方ですが、図書館に非常に造詣の深い方ですので、いろいろな図書館談義に花が咲きました。

その場で、Nさんを囲んで勝手に立てた企画。
今年の大晦日に、S町図書館で炬燵を持ちこみ、日本酒+ミカン(謎)で越年図書館祭をやろうと。私たちも楽しいし、利用者も楽しい!
伝説になるようなブッ飛び企画で、大いにアピールしようという話になりました。

Nさんは、最後まで「よし、やる!」と言いませんでしたが。ここまで来たら、ねえ。(笑)
<・・・と言いつつ、私は年末、ムエタイ観戦旅行?(謎)

それぞれ図書館に対する思いの丈があり、大いに語り合った一晩でした。
岡本さん、皆さん、本当にありがとうございました!

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さて、別件ですが。
お誘いが2件あります。

<その1>「自由なるライブラリーフィールド」

以前から何度もこの場でご紹介した、「自由なるライブラリーフィールド」の第5回勉強会が開催されます。
今回は「大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)」 を読もう」という企画です。


先着順で、受付中です。定員になりましたら、お断りせざるを得ませんので、お早めにお申し出ください。

それと!
参加される場合は、ぜひ!ぜひぜひ!懇親会にもご出席ください!
この「自由なるライブラリーフィールド」のレギュラーメンバーは、皆さん熱心な方ばかり。絶対にいい刺激を受け、多くの仲間を得られることと思います。
ぜひとも、懇親会にご出席ください!

ついでに言うと、ここのヘルシーおでんは、美味です!まり子さんのおでん、最高~!
<勉強会に間に合わなくて、懇親会にだけ出席した豪の者もいるほど。(笑)

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<その2>「図書館員であつまって飲み会@大阪」

「友だちの輪を広げよう的なゆるい感じで集まりませんか?」ということで、参加者募集中です。詳しくは、首謀者(?)の谷航さんのブログをご覧ください。

  • 日時:12月5日(土) 18:30~
  • 会場:鳥せい 京橋店
  • 費用:調整中。上記サイトを参考に。
  • 人数:MAX50名、現在30名あまりの参加が確定。先着順。

ちなみにこの谷さん、私がtwitterで最初に、フォローさせてもらったお相手で、U40プレミアセッションでも活躍された積極的な方です。
広い人脈があり、いろいろな館の方を誘われていますので、ぜひ仲間に入りませんか?

以上、お誘い2件でした。
もちろん私、両方とも出席します!ぜひご一緒しましょう!

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<今日の小ネタ>

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<どうでもいい独り言>

今日は定時で職場をダッシュし、別件所用の後、上記の飲み会へ。
明日は振替休日を頂いていて、午前中用事を済ませた後、以下の講演会に出席予定です。

京都大学図書館機構平成21年度第2回講演会 「次世代OPACを考える ―目録情報の視点から―」

最近さすがにちょっと出張に行きすぎていて、上司から「井上君ばっかり、出張に行かないように!」と釘をさされました。
<東京・横浜7日間図書館ツアーが、致命傷だったか・・・?

「ほんなら、休んで勝手に行くわい!」ということで、明日は私的参加です。
事前申込みもしていませんでしたが、今日お聞きしたところ、当日飛び込み参加も可能とのことですので、一安心です。

参加される皆さん、どうぞよろしくお願いします!
 

2009-11-26

行ってきました! 図書館総合展+ARGカフェ&ARGフェスト (その4)

 
先週末は、家族で珍しく旅行。
丹後半島の民宿せいき荘に、カニツアーに。
全然飾らない、この民宿、とりわけカニ攻めは最高!昨年に続いての宿泊でした。


泣き砂で有名な、琴引浜にも、行ってきました。
とんでもなく美しい砂浜に、一筆。


この大書は、写真を撮って2秒後には、波に消されましたけど。

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さて、今日の本題。
もう今さらアップしても、誰も読まないことが予想される、図書館総合展レポート最終回。今度こそ、駆け足で。

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最終日(3日目):12日(水)1コマ目

「図書館グッズが利用者と館員を元気にする! -実例発表・討論・物々交換会-」
(主催: 図書館サービス計画研究所)


ご存じ、図書館サービス計画研究所(略称「トサケン」)主催のフォーラムです。
日頃はMLでの情報交換がメイン活動ながら、この日は図書館総合展という舞台で、フォーラム開催となりました。

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まず最初は、会場内にデカデカと設置されたグッズコーナーでの展示会でした。



それはもう、人の壁、壁、壁。ものすごい殺到ぶりでした。(笑)

さて、基調講演は、トサケン代表の仁上幸治さん。
その後、以下の豪華なリレートークと、自館グッズ紹介「うちのこ自慢」が続きました。そして最後に、図書館グッズへの提言を、お二人のゲストから頂きました。

基調講演:
 仁上 幸治氏(帝京大学総合教育センター)

リレー発表:
 戸田 光昭氏(日本大学文理学部非常勤講師)
 青木 玲子氏(国立女性教育会館客員研究員)
 中島 玲子氏(慶應義塾大学非常勤講師)
 石川 敬史氏(工学院大学図書館)

自館グッズ紹介「うちのこ自慢」
 志茂 淳子氏(和歌山県立医科大学図書館三葛館)
 山田 かおり氏・加藤 敦子氏(嘉悦大学情報メディアセンター)
 真喜志 まり氏・岡田 光世氏(東邦大学習志野メディアセンター)
 森下 和博氏(熊本大学附属図書館)

図書館グッズへの提言
 渡邉 崇氏(法政大学CSR研究所)
 岡本 真氏(ACADEMIC RESOUCE GUIDE (ARG))

いずれの発表も魅力的ではありましたが、この日一番私の疑問に答えてくださったのは、慶應の中島さんでした。

私は常々、安易にグッズを作り、利用者迎合的な風潮があるのではないかという漠然とした危惧を抱いていました。
盲目的にグッズを作るだけなら、ある種図書館員の自己満足ではないか、何のためにグッズを作るのか・・・このフォーラムでは、それに対する答えを求めていたのかもしれません。

中島さんは、グッズ・キャラクターにどういった意味を持たせるのか、何を訴えるのか、それを次のアクションとして何に結び付けていくのか。そういった問いを、私たちに投げかけてくださいました。

その意味において、中島さんのご発表は、まさに私が求めていたもの。私があのご発表をお聞きできたこと、多くの図書館員に聞いてもらえたこと、実に良かったです。

ちなみに、中島さんとは、ML上でのお付き合いしかありませんでした。
しかしこれを機に、しっかりとご挨拶し、お近づきになってきました(少なくとも、私はそのつもり)。
その意味で、トサケンフォーラムは、ネット上での活動をリアルに落とし込むいい機会として、機能しています。

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「うちのこ自慢」は、各館のグッズに対する愛が溢れていて、良かったです。(笑)各館でそれぞれ工夫されたキャラクター、グッズが出され、会場も大いに盛り上がっていました。

ある意味それ以上に良かったのが、岡本真さんの提言でした。
「金を払って、ここにあるグッズを買いたいか?少なくとも、私はそうしない」と断言。「単にやるだけなら、図書館員の自己満足だ!」とおっしゃっていました。この点については、まさにわが意を得たり、といったところでした。

中島さんのお話にもあったように、これらを作って、そこから何を生みだしたいのか、そのビジョンが明確になっていない限り、「自己満足」に過ぎないグッズが溢れるだけでしょう。
図書館の皆さん、大いに考えましょう!

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あえて一つ言わせてもらえれば、やはり質疑応答の時間、フロアと発表者のやり取りがなかったことが、非常に残念でした。
日頃ネット上でやり取りが活発なトサケンだからこそ、こうした機会にフロアの参加者が、互いにキャッチボールする必要がありました。

この点においては、他のフォーラムで質疑応答がない、というのと、全く意味が異なります。
実は私自身、質疑応答で挙手する準備が出来ていただけに、残念でした。(笑)
次回こそは、フロア全体での討議の時間を!

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最後になりますが、仁上さん、トサケンのMLでお世話になっている皆さん、本当にありがとうございました。初めてお目にかかれたことも多く、非常に嬉しく思いました。
また、終わった後のランチ会企画も、非常に良かったです。
<私が幹事長を務めた前夜祭も、良かったですけれどね!

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最終日(3日目):12日(水)午後

「第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜」
(主催: ACADEMIC RESOUCE GUIDE


この総合展中、私の参加するプログラムの半分以上は、岡本さんが噛んでいらしたものでした。パネリストだったり、コーディネーターだったり。
最後には、主催としてこのイベントを取り仕切ってくださいました。

私は当日のサポーターとして立候補しており、会場(別の建物でした)への誘導係。
ところが、当日は猛烈な浜風が吹き荒び、持っていた紙が破れかけたり、飛ばされたり。いつになく、大変なサポーター経験でした。(笑)

図書館総合展中の各フォーラム・展示が開催される中、何とこのイベントに70名もの参加者がいたのには、ただただ驚きでした!
何という集客力!さすがはARG、さすがは岡本さん、といったところでしょうか。

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さて、本番。
私は、ライトニング・トーク方式は、初めてだったのですが、非常に面白く感じました。
数分に集約して、自分の主張をまとめるのは、誰にも大変ですね。登壇者それぞれが、ユニークな工夫をしておいでなのが、よく判りました。
<登壇者のスピーチは、全て面白いと言えるものでしたが、ここで概要を纏めることは断念。

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終了後は会場を店に移しての第2部となりましたが、これがまた、大いに盛り上がりました!
ここでも大勢の方々とご挨拶し、いろいろなお話をすることができました。

この会のよいところは、館種を超えた人が集まるところです。もっと言えば、図書館員でない方も、多く集まっています。そうした中で、新しい出会いがあり、新しい視点を得られることの意味。非常に、重要なことだと思います。
<実際、私の仕事上の知り合いは、ほとんど大学/短大図書館員。

前夜4次会まで飲んだ私ですが、この日は最終の新幹線を予約しており、泣く泣く1次会終了時に集団を離れました。うーん、やっぱりもう一泊しておくのでした・・・。
<・・・って、7日も東京・横浜にいましたけれど。

岡本さん、ご出席の皆さん、ありがとうございました!

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<どうでもいい独り言>

ようやく!
図書館総合展最終日から2週間弱、ようやく、このブログでの報告が終わりました。
書きたいことはもっともっとあるのですが、指が付いていきません。一度は、指が攣りかけて断念しましたし。(笑)

先日の近畿イニシア研修、NIIリテラシー教育担当者研修でも書きましたが、やはり人の繋がりが大事、ということをこの場でも再認識。
その意味においては、今回の一週間に及ぶ上京ツアーは、大成功だったと自負。
無理なスケジュールで、自爆した感は否めませんが、それでも多くの出会いを得たことだけは、間違いありません。

これからの課題は、学んだことをどう職場にフィードバックするか、そしてお目にかかった方々とのお付き合いを、どう深め、どう維持していくか、ということです。

総合展でお目にかかった皆さん、今後もぜひ、このブログもご覧くださいね!
この場を通して、コミュニケーションを取っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!
 

2009-11-21

行ってきました! 図書館総合展+ARGカフェ&ARGフェスト (その3)

  
今日、仕事を終えて帰宅すると、食卓の上にご馳走が。


息子の手料理のようですね。(笑)
右上のオムライスは、正体を明かされるまで、何なのか判りませんでしたけど・・・左上の蟹の甲羅だけが、妙にリアルで感心。

そして、娘からも、勤労感謝の日のお祝い(?)がありました。


コップの中にある二人の絵が、私と妻だそうで。
ちょっとイケてる感じの夫婦です。アラフォーとは、思えない。(笑)

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さあ、もう完全にタイミングを逸しているので、駆け足で。もう、印象に残った点だけ。
図書館総合展レポート、その3です。

2日目:11日(水)2コマ目

「”グーグル文化と日本”研究者、図書館の立場からグーグル・ブック構想を評価する」
(コーディネーター: ACADEMIC RESOUCE GUIDE 岡本 真氏)

冒頭で、コーディネーターの岡本氏が、このフォーラムの主旨をお話くださいました。

Googleブック検索については、問題提起をしてもらったと考えたい。それはそれで、評価し得るものだ。これはGoogleの各論ではなく、Googleに象徴されるもの-文化のあり方の問題だ。アンチGoogleではなく、文化的画一化に対する危惧である。

岡本さんは、いつも切り口が鮮明です。えてしてGoogleブック検索に関する議論は、Googleに対する反論(それも感情的なもの)に終始するきらいがありますが、岡本さんは明確に、それもフォーラムの冒頭でこれを否定されました。

そして、次からの議論がまた一からにならないよう、今日のこのフォーラムを、まず一つ上のステップへ上がるための礎にしたいと述べられました(すみません、表現はいい加減です・・・そういった主旨と理解しました)。
<ある意味、この冒頭の数分に、このフォーラムのエッセンスが最も集約されていました。

その上で、以下の2つの講義へとバトンが渡されました。

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講演1:
「”グーグル文化と日本”研究者、図書館の立場からグーグル・ブック構想を評価する」
(講師: 慶應義塾大学 高宮 利行氏)

  • Googleは非常に有用なものだが、"Bona fide"(=善意、誠意を持って、の意)の精神でやって欲しい。

  • 一方で、Bibliographic controlの欠如、品質管理の欠如には、強い危惧を感じる。人の手が写り込んでいるような画像では・・・。これが、情報への信頼性の欠如に通じる。

  • 知の歴史は、国家、言語、文化等と結びついた歴史であり、独占の歴史でもある。一民間企業による知の独占化について、検討を。

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講演2:
「グーグル・ブックス図書館プロジェクトの現場から」
(講師: 早稲田大学 和田 敦彦氏)

  • デジタル図書は、元の本の単なる複製ではない。「文献」・「版」概念の更新である、という理解がまず必要。

  • ハーバード等Googleプロジェクト参加館を訪れて、調査をした。日本語の本の無断スキャンが取りざたされているが、実際公開されているのは、著作権の切れた本ばかり。

  • Googleブック検索は、誰のどういった立場から考えるかによって、非常に異なって見える。

  • リテラシー研究、教育の立場で言えば、新たなリテラシーの養成、関連情報の公開などについて、考えていく必要がある。

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講師お二人のお話ぶりは非常に丁寧で、整理をする点に重視を置かれていたように思います。
このご講演の後、パネルディスカッションが行われました。

コーディネーターの岡本さんは、3つの課題を挙げられました。いずれも、非常に重要な指摘です。
  1. デジタル情報が一元化されることへのリスク
  2. 知のスキーム放棄(=今までの読書スタイルの放棄)の是非
  3. 新しい知を生みだすための仕組みの検討。知の再編成が必要か

これらを踏まえ、講師を含めた意見交換がありました。
  • 知の独占→開放へ:Googleの一元化は、新たな独占?
  • 立場・視点による見え方の違い。立ち位置によって、論点そのものが変わる。
  • 判断のための情報が不可欠で、我々はそれを求めなければ。
  • 情報の安全保障。アクセスを全ての人に、それを保障するものは?

もちろん、この短い時間で結論が得られる話ではありません。
しかし、そこは冒頭でコーディネーターがおっしゃった通りです。このフォーラムが、次の議論のスタート地点となり、一歩議論が前進した、ということでしょう。

ここでもらったヒントをもとに、私たちが発信し、私たちみんなで考えていく必要があるのでしょう。
<フォーラムに出た方は、ブログ・HP・メルマガ・twitter、どんな形ででも発信をしていきましょう!

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2日目:11日(水)3コマ目

「『貸出履歴を利用した新しい利用者支援の展開』リターンズ」
(司会: 筑波大学 逸村 裕氏)

筑波大学の大御所・逸村先生が司会。紹介もそこそこに、本題が始まりました。
<これも、逸村先生らしい。(笑)

「貸出履歴を巡る失われた歳月を超えて-議論と実行、そして決断」
(講師: ARG 岡本 真氏)

  • 我々は、どういう社会を創りたいのか?それがない議論に、意味はない。何のための図書館、何のための図書館員か?まずは、大きなビジョンを持とう!

  • 2006年頃から、貸出履歴を用いた図書館サービスが議論されているが、否定派が多い。議論のための議論をしている間に、システムの開発技術に追い越されつつある。

  • Googleがあれだけ必死になって、図書館の本をスキャンしたがるのは何故か。その価値を認めているからだ。図書館だけが、その価値を知らない。

  • 議論が目的ではなく、図書館が決断し、実行するときだ。リスクはあっても!

相変わらず厳しいお言葉でしたが、正鵠を射た指摘でした。氏は、単なる技術的なサービスとして本件を捉えてはいないのでしょう。

図書館が自身の目的を実現するために、自ら変革すること、行わなければいけないことがあることを教えてくださっているのだと思います。
その意味において、貸出履歴を使ったサービスは、目に見える一表象に過ぎないのでしょう。

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「図書館のレコメンド機能『おすすめリスト』の発想」
(講師: 成田市立図書館 米田 渉氏)

  • 図書館員が持っている暗黙知を、市民とも共有するというコンセプト。

  • 任意で設定できる貸出履歴・検索キーワードなどを元に、独自の重みづけを行い、おすすめリストを自動的に作成する。

  • 重みづけは、貸出総回数・総予約数・図書館評価点(!)、利用者評価、キーワード出現回数などから、点数化。図書館評価は、今後の課題。バランスが非常に難しい。

最初に、コンセプトが明確になっている点が、成功の秘訣だと思いました。このコンセプトをお聞きして、非常に斬新に感じました。正直、「公共図書館の方が、先を行っているのか!」と。これも、岡本さんのいう決断の賜物でしょうか。
未だ実現には至っていませんが、図書館評価が大いに気になるところです。今後の成田市立図書館に、注目です!

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「Web読書履歴サービスの動向から見るProject Shizukuの未来」
(講師: 筑波大学図書館情報メディア研究科 小野 永貴氏)

  • 以前から、貸出履歴を活用した新しいシステムを開発するProject Shizukuを提案してきた。この提案を通じ、貸出履歴を用いたサービスの必要性が高まってきたことを実感。

  • 国内外で、購買履歴の活用など、個人が生み出した情報をサービスに活用することが注目されている。

  • 利用者自身が履歴データを登録したり、既存のOPAC情報に貸出履歴活用機能を統合した表示を可能にする機能を追加することで、問題を解決できる。

  • 実際に貸出履歴を有効活用するには、システム的な対応のみならず、貸出履歴管理規程を制定するなど、図書館全体としての環境づくりが不可欠。Project Shizukuでは、単なるwebサービスの実現に留まらず、将来的な規格や環境づくりにもつなげていきたい。

ものすごいスピードの弾丸トークでした。それは、もう。
去年もこの場でご発表なさっているそうで(図書館員でなかった私はそれをお聞きしていない訳ですが)、さらに一歩進めたプランになっているようでした。

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「貸出履歴をもとにした図書の推薦実験」
(講師: 慶應義塾大学 原田 隆史氏)

  • 世の中、利用履歴を利用したサービスは、溢れかえっている。何故、図書館だけが?

  • 某図書館で実験をしたところ、貸出履歴にもとづいて推薦された図書に対する評価は、基本的に好意的に良好。

  • web検索すると、ゼロヒットにはならないのに、OPACだけがゼロヒットのことがある。利用者は、これをどう思うか?

  • 課題はまだまだあるが、データが揃えば、充実させられる。個人を特定できなくていいので、データ提供を求めたい。

小野さんにまして、弾丸トーク。ものすごい勢いに圧倒されました。(笑)
・・・が、気を取り直して、質疑応答で挙手。原田先生に、データが欲しいとのことだが、複数大学でシェアすることはお考えなのか、また、他館種と共用できるのか、尋ねました。
原田先生は、図書館による違いはあまりないとのご判断で、公共ともぜひ一緒にやりたい、というお返事でした。

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以上です。
駆け足でしたが、とりあえず図書館総合展2日目のレポートとさせて頂きます。

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・・・が!
この日は、総合展の後に、もう一つ大きなイベントが!

図書館サービス計画研究所(トサケン)のオフ会があったのです。実はコレ、私の企画。

トサケンは、日頃の活動はMLが中心です。ぜひこうした機会に、オフ会(=懇親会)をやりたいなあ、と。
関東ではアウェーの私でしたが、春の京都オフ会に続いて、幹事に立候補してしまいました。
<これがきっかけで、トサケン幹事長に就任。(笑)

MLで立候補したのが週末でしたのに、この水曜までに、何名もの方が参加のお申し出をしてくださいまして。結局当日は、12名(!)もの方々がご一緒してくださいました。

トサケンメンバーでもあり、この図書館総合展で事務局をなさっている岡本さんにご相談したところ、地元の地鶏の店をご推薦頂きましたので、迷わず店は決定!
おいしい鶏肉と、何故か静岡のおでんに舌鼓を打ちつつ、とっても盛り上がったオフ会になりました!

二次会では、岡本さんグループと連絡を取って合流したのですが、これがまた豪華なメンバーでした。
常々、ネットでご活躍ぶりを拝見していた山中湖のMさん(匿名になってない)、宮城のKさん、翌日ライトニングトークご登壇のOさん、Lifo関西のエースIさん&Sさん・・・すごいメンバーでした、ホントに。

ますます盛り上がり、有志で三次会へ。
立ち飲みの店だったのですが、うまい酒に溺れ、そこでさらに遅くまで。1:30くらいまで飲んで、酔った勢いで、ベイスターズ日本一の遺跡へ。


そこで、さすがにお開きに。

・・・と思っていたら。
宿が同じ方向の3人で歩いていたら、「もう少し飲めるよね~」になってしまって。
結局、私の部屋で4次会。3:30まで飲んだところで、私が気絶して、とうとう終了になりました。
<私の他は、岡山からいつでもどこでも駆け付けて来る元・図書館員Wさん、図情大後輩のY市Hさん。

さすがに、次の日は眠かったですね~。
でも、でも、でも。本当に楽しいひとときでした!
同じ本の世界にいる仲間が、日本中から集まって、あれこれ語り合うひととき。昨日まで知らない関係だった図書館員同士が、出会えたこと。

私自身はもちろん、皆さんにそうした場を提供できたことを、本当に嬉しく思います。幹事をやって、本当に良かった~!

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<今日の小ネタ>

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<どうでもいい独り言>

昨日書きましたとおり、twitterを始めたのですが。
<IDは、karatelibrarian。
<karatekalibrarianじゃないですよ、念のため。

う~ん、誰が誰だか、判らない・・・。
自分をフォローしてくれている人、一体どなた?(笑)
全然判らないまま、1日が過ぎましたが、ずっとこんな感じなのでしょうか・・・??

ま、いいか・・・。
知り合いの皆さんは、フォローくださったら、コッソリ教えてくださいよ?(笑)
 

2009-11-19

始めてみる、twitterなるもの。

  
4日前に、ようやく5,000アクセスを突破した、このブログ。
その後、さらに加速度的にアクセス数が増加。

一体、何事?

・・・で、いろいろ見てみたら。
先日の茂出木さんのお茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌に加え、あのACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) や、あの極私的・図書館総合展2009から、リンクを張られているじゃないですか!

そりゃ~ガンガンアクセス増える訳ですよね~。(笑)
普段は、一日30アクセス前後ですが、この数日で400以上のアクセスがありましたから。
アルファブロガーの力、恐るべし!

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さて、今日の本題。
予定ではもちろん、「行ってきました! 図書館総合展+ARGカフェ&ARGフェスト (その3)」を書こうと思っていたのですが・・・。

資料を、職場に忘れてきてしまいました。

健忘症の私が、資料なしで書ける訳がありません。
・・・ということで、続きは次回に先送りすることにしました。

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じゃあ、どうしようかな、ということで、やってみたのがtwitter。

実はコレ、まだ面白さが全然判りません。
知識としては持っていたし、周りでやっている人がいたのも、知っていますけれど。何だか、全然面白そうに見えません。

・・・が、とりあえず一度やってみるか、と。やってみれば意外に、面白いかもしれませんしね。つまらなければ、いつでも脱出予定。

プロフィール写真は、もちろんコレ!

知人でパッと特定できたのが、お一人だけだったので、とりあえずフォローしてみました。
そこから、フォローを辿っていくと、もう一人知人を発見。その方をフォローして、今日は早くも終了です。

IDは、karatelibrarianにしたので、もしよかったら、どうぞ。
<このブログのURLや、私の個人メルアドに入れてある「karatekalibrarian」とは微妙に違います。文字数制限に、ひっかかっただけですが。

皆さんのIDも、ぜひお知らせくださ~い!

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<どうでもいい独り言>

最近、本当に本を読まなくなりました。
読書が嫌いになった、というのではありません。ブログを書く、そして読む、ネタをネットで探す・・・これらに費やす時間が多くなり、結果読書時間が大きく減ってしまっています。
<電車通勤を止めたことも、影響大。

ネットのリソースを活用するのもいいですが、ページを捲る喜びを忘れつつあるのではないかと危惧する、今日この頃です。

・・・という話をしておいて、何ですが。
先日加入手続きを済ませた日本出版学会で、会員の湯浅俊彦さんと村木美紀さんも執筆された本を買いました。
<それも、著者から購入。


大串夏実先生の編著ですし、久しぶりに、頑張って読むぞ~。
<・・・て、松丸本舗で買った3冊も、手つかずですが。(笑)
 

2009-11-17

行ってきました! 図書館総合展+ARGカフェ&ARGフェスト (その2)

 
東京・横浜7日間の図書館の旅。
激動の一週間が終わり、ようやく平穏な日々

・・・が、来ないんですよね、これが!

昨日は、私が所属する道場が主催で、空手大会が開催されました。
もう朝から、スタッフとして走り回る一日でした(自分では、試合には出ないのですが)。
ヘッポコ空手家のわが子たちも、一応出場したところ、望外の結果に。


お兄ちゃんは3位、娘は4位入賞でした。
小さい大会ではありましたが、初の兄弟入賞で、まあ良かった!
<あの程度の稽古で、簡単にトロフィー取っては困る!という気持ちも半ば。(笑)

終わった後は、当然、打ち上げ会でしたが・・・。
連日の宴会で体力を消耗し切っている私は、この夜も半ばで気絶。図書館総合展以来、9日間で8回(しかも、この日で6夜連続!)という驚異の宴会生活に、ようやくピリオドを打ちました。

・・・いや、さすがの私も本当に疲れましたよ、今回は。

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さて今日は、前回に続き、図書館総合展のレポートを。

2日目:11日(水)1コマ目

「第5回DRFワークショップ 2009年、いま改めてリポジトリ(1) リポジトリがより活用されるために」
(進行: 千葉大学図書館 武内 八重子氏


このフォーラムは、DRF(=Digital Repository Federation、「ダーフ」)の主催で開催されました。
この総合展では複数フォーラムを企画されていますが、リポジトリを立ち上げ、運営していく上での悩みを共有し、解決していくことを目指すとのことです。
このフォーラムでは特に、活用されるリポジトリのあり方を考えるということでした。

進行の武内さんが千葉大学のご所属であることからも判るように、リポジトリでは先駆的にご尽力なさっている方々がDRFには多く集まっており、非常に魅力いっぱいのお話でした。

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「ILL担当者から見たIR」
(講師: 香川大学 岩澤 尚子氏)


岩澤氏は、ILLとリポジトリの関係に焦点を絞って、お話をされました。
香川大学のILL実績を示しながら、ILL利用者がどのようにリポジトリを受け止めているのか、ということをお話くださいました。
そして香川大学の場合、ILLの受付の18%・依頼の11%が紀要であること、リポジトリがあれば、どれほど直接利用者に恩恵があるかを図示されました。
>確かに高いですよね、この比率!

ILL担当者は利用者が必要としているものがよく見えるキーマンであり、リポジトリを長く続け充実させることで、利用者と喜びを分かち合える、という結びをされました。

岩澤さんは、この前日に初めてお目にかかったのですが、とてもお人柄がよく出たご発表でした。派手さを求めず、判りやすく丁寧なお話ぶり。とっても、ナイスでした!

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「リポジトリっておもしろいかも? ~看護教員の視点~」
(講師: 日本赤十字広島看護大学 岡田 淳子氏)


講師は看護という分野に着目し、その視点でリポジトリにアプローチされました。
看護という分野がいかに成長中の分野であるか。大学数・学生数・院生数などを示しながら、その一方で、看護文献のリポジトリにおける本文登録率が低いことを説明されました。

病院看護職は、勤務が不規則(=図書館開館中に来にくい)、職場と図書館が離れている、図書館/室がない、文献複写の経費がない、などといった独自の課題があることも、説明されました。
なるほど~、看護やそれに近い分野を知らない私にとって、初めてそのハンディに気付かされました。

他方で、看護研究が奨励されている現状、病院での必要性(看護職・患者ともに)、看護文献を生産する若手研究者の比率が高いことなどを示され、看護はリポジトリを特に必要とする分野であると位置づけられました。

図書館が教員の視点で、専門用語を避けるなどの努力をすれば、教員にも十分にリポジトリの有用性が伝わっていく。教員と図書館の協働が必要である、といった結論でした。

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「地域と研究者を結ぶプラットフォームとしてのリポジトリの活用 ~研究成果を地域に還元するためのHUSCAP活用の試み~」
(講師: 北海道大学 山村 高淑氏)


いや~、ビックリしました!
何がって、講師の山村先生の見識に、ビジョンに、そして情熱に!

図書館情報学の教員でない方から、これほどのお話をお聞きできるとは!正直、予想していませんでした。
まずは、当日の資料をご覧ください。
<北大リポジトリを探したら、やはりアップロードされていました。さすが!

もうこれくらい整っていると、私がここで書くことは、何もありません。(笑)ぜひ、上記資料をご覧ください。
以下には、質疑応答のときに、私がした質問と先生の回答の主旨のみ、記しておきます。

(井上)認知率が飛躍的に向上し、ダウンロードが年5,600件、かつまた、一方でご著作が1,500部を売り切れず、まだ残っている。これを見ても、他の教員は動こうとしないのか?なぜ、「私もリポジトリを!」とならないのか?

(山村先生)それでもなお、忙しさにかまけて、面倒に感じる教員は多い(特に年配の教員)。リポジトリそのものや、手続きが周知されていない部分もある。私も、もっとPRしていく。

(井上)Webなど電子環境が発達するほど、一方でウェットな人間関係が重要になると感じている。地域密着を掲げているなら、そうした努力をしているのか?例えば、地元のおっちゃんとビールを一緒にやる機会は?

(山村)おっしゃる通りだ。情報量が増えること=コミュニケーション量が増えること、だ。商店街のおばちゃんが、ネットで研究成果を読んで、お礼にリンゴを持って来てくれたりする。そうした人間関係の構築は大事。

最後の質問への回答が、ふるっていました。
やっぱり、人間関係はネット上だけでは、できないのか!だから私は、いつもビールを飲み歩いているんですね!
<自己正当化。

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2コマ目へ入るところなんですが・・・何だか、右手の親指がヘンです?
もしかして、攣ってるんでしょうか??
何だか強張って、あんまりうまく動かない感じ???

数日前から、違和感を強く感じていたのですが。ブログ書き過ぎ症候群?
残念ですが、今日はここで一度中断させてもらいます。

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<どうでもいい独り言>

余力を絞って、最後にこれだけ。
前から入ろうと思っていた、以下の2つに参加申込みをしました。

  • Lifo(りーふぉ)
    「わりとわかい図書館で働く人が、部活ぽいことをしようと、集まってみた」そうです。
    U40プレミアセッションでお世話になった、関西在住のIさん、Sさんから薦めて頂き、参加を決意しました。とりあえず、今日MLには登録し、自己紹介完了。
    <お二人、ありがとうございました~。

    アラフォーの自分が、「わりとわかい」かどうか判りませんが、とりあえず、図書館1年生には違いありません。(笑)

  • 日本出版学会
    「出版およびそれに関連する事項の調査,研究を行い,出版文化の向上に資することを目的として活動」するとのこと。知らないまま、申し込んでしまいました。
    前々からお世話になっている、Yさんや本学S先生にも薦めて頂いたので、こちらも決断しました。

    ちなみに、現在はまだ、入会申込みをして、結果を待っている段階です。
    <断られることもあるのでしょうか!?「ブログの駄文が長すぎるから、ヤダ!」みたいな。

    今までも、関西部会に何度も参加させて頂き、非常にいい勉強になっています。図書館とは、半歩離れた世界かもしれませんが、きっと自分の財産になる気が。
    <皆さんも、ぜひいかがでしょうか?

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今日は本文が途中で途切れて、申し訳ありません。
<もうすぐAM3時だから、そろそろ寝ないと、明日が仕事になりません。
また指が治れば、頑張りま~す!
 

2009-11-15

行ってきました! 図書館総合展+ARGカフェ&ARGフェスト (その1)

 
何と!
このブログのアクセスが、5,000件を突破しました!

カウンターを設置して4ヵ月半あまり、予想よりもはるかに早く進んでいます。
これもひとえに、この拙いブログを読んでくださっている皆さんのおかげ。
当初は、一日5アクセスくらいなんだろう、と思っていました。何しろ、カウンターも、4桁しか用意しなかったぐらいです。(笑)

先日のエントリーで、お茶の水大学の茂出木さんの講演をお聞きしたことを書きました。
そうしたら何と、茂出木さんがお茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌から、リンクを張ってくださっているではないですか!
あの天下の茂出木さんが!この素人ブログに・・・。
・・・恐縮です、ハイ。
<茂出木さん、これからもよろしくお願いします!

たぶん、5,000カウント突破も、この影響かも?きっと、大勢の茂出木ファンが、あっちのブログから辿ってきて、予定より早く大台達成したのでは?(笑)

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ところで。
疲れています!本当に。
充実していました、東京・横浜7日間の旅。そりゃあ、疲れますよね~。

さて、木曜深夜・・・というか、金曜早くに帰ってみると、机の上に、娘の置手紙が。


「おとうさんへ おしごとがんばって つかれたよね。あしたか あさって アルバイト(足もみ、ふみ かたもみ)してあげるよ おぼえといてね」

う~ん、感動。(ジ~ン)

・・・ん?
でも、「アルバイト」? ・・・もしかして、有料?(涙)

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さて、今日のネタは、東京・横浜7日間の旅。最終的なスケジュールは、以下のようになりました。

・・・という訳で、足掛け7日の旅、無事終了。

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それにしても!
さすがに、結構疲れました。飲んだ後、何度もブログを書いたり、見学先にお礼のメールを出したりしに、深夜までネットカフェにいましたしね。
1週間、とにかく目いっぱい、スケジュールを詰め込みました!

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さて、以下に図書館総合展の個別プログラムをレポートします。
でも、何しろ3日分です。それぞれ数行程度、ポイントだけを記したいと思います。

ご存じない方のために。
図書館総合展は、大学の授業のように、複数のプログラム(=フォーラム)が同時進行します。参加者は、それぞれ参加したいプログラムに出ることができます。
フォーラムは、午前で1コマ、午後が2コマ行われます。それぞれ、90分程度です。

また、同時に図書館関連企業さんのブースが展示されたり、ポスター展示+セッションが行われたりしていて、自由に見て回ることができます。
雰囲気は、こんな感じ。








フォーラムの方は、大会議室のようなところでやるので、また違う雰囲気ですが。
とりあえず、ブースやパネルの雰囲気、伝わります?

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初日:10日(火)1コマ目

「伝える技術と方法: 情報リテラシー "リレートーク"and"交流サロン」
(コーディネーター: 青山学院大学 野末 俊比古氏)


リレートーク:
 天野 由貴氏 (椙山女学園高・中図書館)
 石川 敬史氏 (工学院大学図書館)
 戸田 光昭氏 (駿河台大学名誉教授)
 福田 博同氏 (跡見学園女子大学)

コーディネーターは、ご存じ野末先生でした。まず、リレートークで、上記の方々がご発表。
その上で、会場四隅にリレートークの講師4人が陣取り、好きなところを自由にぶらつきながら、自由に講師や他の参加者とサロン的交流をしようというものです。

リレートーク 印象に残ったこと:
  • (天野氏)長時間集中することができない中高生に、いかに理解してもらうか。こちらが一生懸命話し続けるのではなく、集中できる方法を。
    全体の時間構成として、前半は講義+見学、後半は実習に。話は、まず結論を伝え、そこから説明をする逆三角形型に。
    コミュニケーションは、視・聴・味(わう)・触・嗅の5感で。その上で、学生さんは何を言いたいのか、考えよう。

  • (石川氏)図書館が学生さんのことを考えず、一方的に話すだけでは、苦痛どころか逆効果。図書館の自己満足的な通過儀礼は止めること。
    ではどうすればよいか?という疑問を感じることが大切。大学生活全体を捉え、どのように学生さんと付き合えばいいのか、考えよう。
    例えば入学後の全体説明会で、「レファレンス・カウンターとは何をするところか。カウンターに行って、聞いておいで!」と言ってみよう。

リレートーク後は、予定どおり交流サロンに。参加者は思い思いに、講師のところへ。菓子も用意されていて、気軽に行き来自由なのが、良かったです。
講師と話をしたり、

・・・ただ!
何と言っても、時間が足りませんでした。この講師陣にトークを頂き、自由に交流するのであれば、やはり2コマくらいの時間が必要だったのではないかと。

講師の野末先生は、あえて「自分の進行が悪かった」と謝っておいででしたが、先生の非ではないでしょう。良く言えば、それだけの時間が欲しいほど、いい講師陣とプログラムだった、ということでしょうか。
(悪く言うのであれば、もう少しトークを短くすべきだったかも得ないかもしれません)

この方式自体は、非常にいいと思います。アイディアは高く評価したいですが、来年は2コマぶち抜きでやりたいところです。来年もぜひ、このスタイルで!

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初日:10日(火)2~3コマ目

「財政危機をチャンスに変える思考と戦略 ~低成長時代の図書館サービス指導理念~」
(コーディネーター: 国立公文書館館長、図書館振興財団理事 高山 正也氏)


講師:
 上山 信一氏 (慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
 根本  彰氏 (東京大学大学院 教育学研究科 教授)
 岡本  真氏 (ACADEMIC RESOURCE GUIDE 編集長)
 山田 真美氏 (作家、日印芸術研究所言語センター長)

講演 印象に残ったこと:
  • (上山氏)図書館などミュージアム的組織は、運営が非常に難しい。本を中心とした装置産業であるが流行性に依存する。公共的なものでありながら、サービス組織でもある。経営とは、こうした矛盾をどう解消するか、である。

  • (根本氏)「資料提供」論による功罪がある。貸出を中心に図書館の発展に寄与してきたが、これがなければ図書館が発展しなかったかは疑問。
    司書の評価が低いことが問題か。約3,000の公共図書館に対し、司書として配属されている専任職員は、5,400人足らず。
    図書館は誰のためのものか、今一度検討すべき。コミュニティ全体のものであり、未来の住民に資料を提供するためにも、資料保存や見合った人員・サービスが必要。一方で、財政難のときは、サービス縮小もやむを得ない。有料サービスの導入も検討すべき。

  • (岡本氏)横並びの画一主義があり、考え方を変えるところからスタートすべき。個々のオープン志向が、まず必要。ウェブサービスに学ぶべきだ。内部リソースだけで、どうこうできる時代ではない。将来への投資としても、オープン志向が必要。すべての人が、ステークホルダーになる。
    まずは館種を超えたネットワークを創ろう。館種によらず、優秀な人材は、今は専任でない身分に多い。こうした人材を吸い上げる仕組みを。働かないのに好待遇の専任は、退場すべき。

  • (岡本氏)図書館は、国民の認知率が100%の驚くべき機関。利用経験率も、最近の世代は、それに近い。このアドバンテージを、何故活かせない?
    共創モデルとして、参加型レファレンスを考えては。ライブラリアンが、すべてに答えられるのか。Yahoo知恵袋の方が、はるかに優秀で、これを超える図書館員はいない。
    HPにGiveUP事例を掲載し、市民に協力を求める方法で、実績を挙げたケースもある。

  • (岡本氏)最後は、リスクを承知で、未知の一歩を踏み出す決断をするだけだ。それも早く!図書館が、決断できる体力を残しているうちに!

  • (山田氏)共通の趣味・嗜好がなくなった現代において、図書館は独自のテーマに特化していくべきだ。イスラム教では、コーランが唯一の教えであり、他の本は一切求められない。すべてを紙で集めよう、という発想そのものを疑ってもよい。

この講義では、何と言っても岡本氏の話が刺激的でした。
参加者は、多かれ少なかれショックを受けている様子でしたが、一方でそれなりに理解を示しているようでもありました。
<では、何故何も変わらないのでしょうね?

岡本氏のお話は、「何をするにもリスクがある!図書館は今、求めるリターンを何に定め、そのためにどんなリスクを冒せるのか考えよう!」というメッセージです。

後のフォーラムで出てきた貸出履歴の活用等、従来の価値観を打破していく必要があるのでしょう。そのために私たちは、何を考え、何を行っていくべきなのでしょうか。
参加者それぞれの、宿題です。

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さて、無事この日のフォーラムも終わり、晩はもちろん飲み会をセッティング。
この日、あちこちで知人に会うたびに、「今晩飲みに行こう!フォーラム後、受付前で集合!」と呼びかけておきました。
その甲斐あって、6名の方がご一緒してくださいました。

駅前の店に入ったところ、中にえらく盛り上がっている20人ほどの集団が。
近づいてみると、図書館界で最も名を知られる先生方はじめ、有名人がズラリ!どうやら、別の大きいフォーラム終了後に流れてきたグループのようでした。

千葉大学の某T先生ともうお一人のT先生、筑波大学の某I先生、同大学のかたつむりさん、お茶の水大学のMさん・・・等々。
<みんなバレバレですか?

ちょうどそこへ、私がお誘いしておいた慶應のT先生が。私とT先生の二人で、名刺をかかえてご挨拶に。やがて、両チームが入り乱れて、店の内外で大名刺交換会に発展。いっぱい営業トークしてきました。

こうして、初日は無事終了。
大勢の方にも初めてお目にかかり、いい一日となりました。予想どおり、一気には書ききれませんでしたので、2日目以降のレポートは、改めます。

ちなみに、この時の料理が、先日のエントリーに掲載した写真です。何だか判ります、コレ?

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<今日の小ネタ>

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<どうでもいい独り言>

東京・横浜ツアー中から、ずっと疲労気味。
やや睡眠不足です。平均4時間くらいは眠っていますが、やっぱり旅行中は疲れるのでしょうか。

何しろ、宴会も多いですから。
先週土曜から、明日の日曜までの9日間中、何と8日が飲み会!捨て身で、スケジュール組んでいます。
戻った初日に職場の研修会、今日(土曜)は日本出版学会秋季大会とその懇親会。そして明日は、所属する道場主催の空手大会。この打ち上げも、きっと夜中まで・・・。

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この1週間、図書館1年生として、名刺もいっぱい配って配って、もらってもらって。頂いたお名刺は、何と88枚!
<まあ、7日もあったからですが。1日にすれば、15枚足らず。
帰りの新幹線は、ずっと名刺整理でした。(笑)

この方々のうち、どれくらいの方々が、私と今後お付き合いくださるのか。大いに楽しみです。
私はそれなりに積極的に、自分からご挨拶するようにしていますが、名刺交換だけしても、仕方ありません。

1年経って何か相談したいことがあったときに、気軽に聞ける関係。それをこれから、どれだけ築けるかが勝負です。皆さん、どうぞお付き合いをお願いします!
 

2009-11-11

和光大学講演会 「ラーニング・コモンズとは何か? -新しい学びの場をつくる-」

 
これ、昨夜のディナーのうちの一品です。何だか判ります?
昨日の図書館総合展で、お会いした知人方に「今日飲みに行こうよ~」と声をかけて回り、そこで遭遇した食べ物です。


答えを知りたい方は、総合展で井上まで。(笑)

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さて、今日の本題。
まずは、昨日保留にした、7日(土)の講演会から。これは、和光大学附属梅根記念図書・情報館主催公開講演会「ラーニング・コモンズとは何か?-新しい学びの場をつくる-」というものでした。

和光大学附属梅根記念図書・情報館主催公開講演会 「ラーニング・コモンズとは何か?-新しい学びの場をつくる-」
(Googleキャッシュ)

どのみち、日曜から東京へ出かけるつもりでいた私。
その前日に、こんな内容の講演会があるのなら、余分に一泊してでも!・・・と食い付いてしまいました。とりあえず、土曜の朝の新幹線でダッシュ!

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「お茶の水女子大学附属図書館における学習・教育支援の課題と取り組み」
(講師:お茶の水女子大学 茂出木 理子氏)


実は恥ずかしながら、茂出木さんのお話を伺うのは、これが初めてでした。書かれた文章は、あちこちで拝見していましたが。
実際にお話を伺ってみると、予想以上のインパクト!直球です、ええ、直球。決して変化球を投げず、しかもど真ん中というか、インハイいっぱいというかのストレート。前向きで、魅力いっぱいのパワーボールでした。(笑)

印象に残った点を。
  • ラーニング・コモンズとは、箱物だと思ったら大間違い!ブツを作るのではなく、やりたいことがあって、思いがあって、それを具現化するものだ。
  • チャンスは逃すな!チャンスは、滅多にないからチャンス!一生に一度かも。
  • 評価のために仕事をするのではないが、評価が次の仕事への糧になる。
  • キャリア・カフェ(これが特長!)が併設されている。通る人が見ていくことが、学生にも職員にも刺激になり、度胸もつく。
  • ブレイン・ストーミングも大事。リラックスできる環境、メンバーを乗せることに徹する進行役、ポイントを絞った具体的な問題設定、タイプの異なるメンバー構成等などが要件。
  • 職場もラーニング・コモンズだ!「この組織で働くことが、自分にとってもメリット」という気持ちの集合体としての組織。よい学習空間であり、よい職場環境でもあるラーニング・コモンズに。
  • どんなときも、「ノー」と言わない。前向き、前向き。要望は、すべてキャッチ!
お話は、とても面白かったです。ラーニング・コモンズというテーマ設定ではありましたが、きっと何のお話を聞いても面白かったでしょう。例のLiSAちゃんたちのお話でも、絶対面白いはず。

・・・というか、この日のお話を、ラーニング・コモンズの各論として受け止めてしまうようでは、ダメですよね。図書館員が、どのように図書館に向かい合うのか、というお話であったと思います。
その意味においても、本当にいいお話でした。

質疑応答では、例によって手を挙げました。<臆面なし。

Q. 単なる器ではないラーニング・コモンズに込められたメッセージを、どのように学生と図書館員に伝えるのか(あるいは伝えないのか)?

A.職員には、毎日毎日言って聞いてもらっていることで、もう十分に伝わっている。学生には、特段のメッセージとして送っている訳ではないが、「雰囲気」として伝わっている。「ここまでなら、騒いでもいいだろう(コレ以上はダメかな)」といったような、感覚的な線引きが出来ている。

なるほど。
掲示などでなく、空気で伝わっていくのであれば、最上。素晴らしい!

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「学習環境デザインとラーニング・コモンズ ~米国における動向を中心に~」
(講師:丸善株式会社 矢野 正也氏)


早くからラーニング・コモンズに関心を持たれていた講師が、ラーニング・コモンズについて、説明をしてくださいました。数年前、国内では先駆的に、海外視察に行かれたご経験が活かされているようでした。

  • 茂出木さんがおっしゃるように、ラーニング・コモンズは、器の話ではない。背景にあるのは、学びのあり方の変化。グループ学習的なスタイルの浸透はもちろん、資格獲得学習、就職関連情報、ビジネススキル獲得へのニーズ。
  • 学生は、授業が終わったら、どこにいるか?この重要なポイントに気付いているか。アンケートを取ると、飲食できるところ、サークルのスペースなどが上位に来る(図書館、PC教室などは、その次)。
  • はこだて未来大学情報ライブラリーのコンセプトを見よ!オープンスペースの意味合い。
  • 学部教育の新たなパラダイム転換 → 「知識の伝達」から「知識の創出・自主的学習」への移行。
  • Weigle Information Commons Music Videoを見てみよう。必見!(これはオモロイ!)
  • ラーニング・コモンズは、学習環境のデザイン。学生の自己実現の場として、複合的な目的を持った環境のデザインが必要。
ナマで現場を歩いた方ゆえの説得力がありました。それにしても、Weigleビデオは必見です!

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 「和光大学図書・情報館における学習・教育支援の取り組み」
(講師:和光大学図書・情報館 沢里 冬子氏)


和光大学さんでの学習支援の取り組みについて、ポイントを要約してお話がありました。時間の都合もあり、あまりゆっくりと伺えなかったのが残念。

学生さんが、読書習慣を身に付けるために図書館として何ができるか、また図書館を身近に利用してもらうために何をしたら良いか、改めて考え直したとのことでした。
面白かったのは、Let's Read Project。読書や本にまつわる活動を、学生と図書館が一緒に楽しむというコンセプトのもと、学生さんが本棚を作ったり、選書ツアーをしたり。


見えにくいかもしれませんが、多くのPOPなど、学生の手作り品でいっぱい!

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終わった後は、館内見学ツアーと交流会を用意して頂いていました。さすが和光大学さん、この当りも抜かりないですね!

交流会では、講師の茂出木さんとも、初めてご挨拶(質疑応答のときに、マイク越しにお話しましたが)。有名人の大先輩のお目にかかって、ちょっと緊張していましたかね?<してないか。(笑)
本当にパワフルな方で、この数年で急にお茶の水大さんが注目を浴びるようになった理由も、よく判りました。常々思っていることですが、図書館員の情熱以上に図書館を変えていくものなし、です。

また、ネットでは常々お世話になっている法政大の方にも、お目にかかれました。
この方も図情大ご出身で、私とは同窓です。MLはもちろん、個人的にメールでご教示頂いたこともあり、お会いできて本当に嬉しかったです!

(売名行為を兼ねて行っている)質疑応答のときに名乗っていたため、お声をかけて頂くことに繋がりました。皆さんもぜひ、研修会では挙手して質疑応答を!

<ちなみにこの日は、一気に図情大の先輩4人に、初めてお目にかかることができました。同窓というパイプがまた出来たこと、本当に嬉しいことです。
<でももちろん、同窓以前に、多くの図書館関係者とお近づきになれることが嬉しいのです。今後も助け合っていける同業者のネットワークを、もっともっと強化していきたいです。

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<どうでもいい独り言>

東京・横浜6日間の旅も、いよいよ半ばを過ぎました。本当に充実した毎日!
図書館総合展も昨日から始まりましたが、それを書くところまで行きませんでした。このエントリーは、2日目の朝書いているのですが、もう宿を出ないと、2日目の講演に遅れてしまいそうです。

宿は総合展会場から、徒歩20分。海際を歩いて行ける最高のロケーションだと思っていたのですが、今日はあいにくの雨ですね。一駅だけですが、電車にしようかな。

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ところで。
連日通っているネットカフェ。安いようですが、これが意外と高い出費です。
ちなみに昨日は、ブログを書くために、1,480円もかかってしまいました。今日はホテルのPC貸出サービスを
利用しています。一泊1,00円かかるので回避していたのですが、経験的にこっちの方が安いようで。(笑)

これはやっぱり、モバイルノート購入か?・・・と思い始めています。
家族会議に申請して、買ってもらおうかな・・・私の今の第一希望は、
こんなVAIOなんですけれど。ちょっと高いなあ・・・。
東京・横浜6日間お上りさんツアーの後では、いささかお財布も厳しいです。
 

2009-11-09

お上りさん日記: 7日(土)カラノ三日間

 
連日、ネットカフェでブログを書く私。
1エントリーに、1,000円近くかかっちゃうんですけど?
<SDカードが挿せないので、山ほど撮った写真が使えません・・・。

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さて、昨日書きましたように、7日(土)から図書館総合展にからめて、上京しています。
5泊6日のうち、すでに早や3日が終了。
これ以上は、もう貯め切れなくなってきたので、慌てて3日分アップします。

・・・と、ここまで書いて気付いたことに。
初日の和光大学さんの講演会、資料を宿に置いてきてしまいましたよ・・・。
すでに泥酔している私は、資料なしでは、とても書けません。

・・・というわけで、初日の和光大学さんの講演会は、また明日にでも書くことにします。
<また、やってしまった・・・。(涙)

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2日目から始まるのも、いささかヘンですが。
8日(日)は、大学図書館問題研究会(通称・大図研=ダイトケン)の全国委員会でした。

 大学図書館問題研究会

大図研は、各都道府県単位の活動が中心になっています。
各都道府県には、全国委員という役員が1人いて、年に何度か東京で会の運営などに関する検討の場を持っています。

私も若輩者ながら、なぜか兵庫の全国委員になっていまして。
今回は主に、今夏の全国大会 in 群馬の総括と、今後の全国大会の運営に関する検討に、一日を費やしました。

今回は、大阪支部のKさんがオブザーバーとして参加してくださって、いつもとはまた違った形で意見を寄せて頂きました。
私は最近何かとKさんにはお世話になっていて、自分のご意見をしっかり言える方だと常々感心しています。今回、比較的お考えが私のそれと近い部分もありましたし、彼の意見をベースに、大いに議論ができました。
わざわざ大阪から来てくださったKさんのご意見、もっともっと議論していって、大いに充実した大会にしていきたいと思います。

ま、全国委員会の議論を、ここであまり書くのも適当でないと思いますので、これくらいで。

詳しくは書きませんが、当然その後も飲みに行きました!
二次会では、途中で少し眠っていましたが。
いつも鋭いご指摘をくださる某大学のSさんが、この日も「飲んだ勢いの思い付き」と言いつつ、いいアドバイスをくださいました。

いわく、「せっかく知財部にいたのだから、これを武器にしないと。小さくてもいいから、何か話をする場を持つなど、発信しないと!」と。うんうん、確かにそうですよね~。
<なかなか、実行できない私。

Sさんは図情大の大先輩でもあり、いつも落ち着いて整理された話ぶりに、感心させられることしきり。いい先輩やわ~。

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そして、今日は3日目。
今日はあちこち、見学しまくりの一日。あちこちに無理を言って、突然押しかけて、見せてもらってきました。大図研と総合展の中日(なかび)で予定が何もなく、これを活用しない手はないですよね~。
(5件見学したので、詳細はとても書けません。一番印象に残った点だけ紹介します)

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まず朝は、慶應義塾大学の矢上キャンパスにある、理工学メディアセンターにお邪魔してきました。
先日、そちらに在籍されているUさんのお話を、研修で聞く機会がありまして。
私はものすごく!その方のお話ぶりに、魅力を感じたんですよ。今回、せっかく東京にいるのですから、ぜひともUさんとお近づきになりたいと。
研修のときに覚えて頂いたのですが、今回押しかけて、ダメ押ししておこうと。(笑)

しかも厚かましくも、金曜にメールを送って、「月曜、行っていい?」と言ってしまいました。が、そこは心の広いUさん、暖かく迎えてくださった次第です。
<しかもわざわざ、ご自身で案内をしてくださったり、お茶を入れてくださったり。感動!

理工学メディアセンターは、建物自体は新しい訳ではありませんが、常にサービス改善を心がけている様子が、よく伝わってきました。
特に、マネジメントを勉強されたUさんが頑張って新設された「静かエリア」は、非常にいいスペースでした!

(今日は写真をアップできませんので、兵庫に戻ってからアップします)

「静かエリア」は、PCを設けた大きなテーブルの個人キャレルのような感じです。個々の席は、映画に出てくるアメリカの会社みたいな、個々が仕切られて広いデスク。
しっかりと席に座らせてもらいましたが、すごくいい!ここでなら、勉強したくなりますよ!

理工学メディアセンターさんは、しっかりとニーズを把握していこうという明確なスタンスがあって、かつ、Uさんのような想いをもった図書館員がいらっしゃる。さすがに、慶應さんですよね!スゴイ!

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次に、昼ごろに東大さんへ移動。
工学部図書室にいる後輩を訪ねて、久しぶりに話をしつつ、図書室を見せてもらいました。ここは、工学部の中でも建築系の図書室のようでした。

(写真、後日挿入)

図書室のレイアウトもユニークで、少し芸術系っぽい感じも。途中通り抜けた研究ゾーンも、いかにもって感じでした。

資料は大型資料が多く、卒業研究ならぬ卒業製図がたくさんありました。東京駅のデザインに絡んだ、某OBの作品なども所蔵されていました。
図を多く扱うせいか、室内に「スキャナー禁止!」という掲示があったのが、妙に面白かったです。
<ポータブルスキャナを持ってきて、ガンガンスキャンしようという学生が、多数いるらしいです。ちょっと見てみたいですけれど。

ちなみに。
この後輩は、学生時代にもっとも仲良くやっていた後輩で。今日もたぶん2年ぶりくらいだったのですが、全然違和感ありませんでした。やっぱり、友人ってこういうものですよね。

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そして次は、同じ本郷キャンパス内の農学生命科学図書館に。
ここへは、トサケンでお世話になっている某Nさんを訪ねていきました。

 図書館サービス計画研究所(略称トサケン)
 (MLが非常に充実していて、お薦めです!)

Nさんには、MLでお世話になっていたのですが、まだお目にかかったことがありませんでした。
社交辞令か、先日Nさんが「東京に来たら寄ってね」と言ってくださったので、それを真に受ける私。「じゃあ来週、行ってもいいですか?」みたいな。

お目にかかったNさんは、とっても親切な方でした。職場の図情大卒の方にもご紹介してくださって、新しいご縁もできました。
初対面なのにいきなり押しかけた私に対し、館内をゆっくり案内してくださいました。

ここはセンター館ですので、雑誌に特徴があるのですが、それについてもいろいろと率直な話をお聞かせくださいました。
電子ジャーナルのタイトル増加に伴い、物理的な雑誌の利用が減っていること。それに伴い、資料の大胆な配架変更をしたこと、ILLへの影響について検討したこと、などなど。

また、先に訪ねた工学部の後輩がNさんにはお世話になっていることや、今朝訪ねたUさんともご縁があること、この後訪ねるMさんともお付き合いがあることなど、いろいろとお話もできました。
自分が新しく開拓していこうとしている人脈ですが、Nさんはすでにその方々と、いろいろなところで長いお付き合いをされておいででした。う~ん、やっぱり積極的な方は違うなあ!

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さてさて、今日4件目の訪問先は、お茶の水大学さんでした。
2日前の和光大学さんでの講演会で知り合えたMさん(バレバレ)が、「時間があれば、寄っていいよ!」とおっしゃってくださったので、これまた臆面もなく。

お茶の水さんについては、もういろいろな所で、いっぱい情報はキャッチしていたのですが。やっぱり実際に見ると、全然違いますね。雰囲気が、よく分かりました。

(写真、後日アップ)

ラーニング・コモンズもそうですが、注目すべきは、キャリアカフェです!
キャリア関係の支援スタッフが、ラーニング・コモンズっぽいフリースペース(ラーニング・コモンズとは、隣り合わせのエリア)にいて、エントリーシートの書き方相談を受けていました。

この図書館のすごいところは、「何しろ、学生さんのために!」という姿勢が強く、強く打ち出されているところです。
キャリアカフェも、ラーニング・コモンズもそうですし。その対極になっている、「クワイエット・ゾーン」(私語・騒音厳禁)もそうです。
どうしたら、より良く使ってもらえるか、その一点だけをとことん追っている感があります。

小さな所で、学生さんを喜ばせるアイディアに満ちているところも、感心。
例えば、図書ゾーンに入ると、入り口付近に膝掛けが。女子大ならではの配慮ですね。
また、「もらってください」ゾーン(名称ど忘れ・・・ちょっと不確か)で、クリップなどの小物がいろいろあったり。雨が降れば、傘の貸出があったり。寄せられたご意見に対しては、必ずオープンに回答文書を掲示していたり。

この日はそれほど詳しく聞いたわけではありませんが、ご存じLiSAちゃんたちのことも、いくつか伺いました。彼女らの手作り本棚やPOP、ナイスでした!
ご存じない方は、ぜひ!下記のブログを覗いてみてください。

 お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌

また、事務室はもちろん、館長室から利用者ゾーンがガラス越しに見えることにも、驚かされました!これはいいですよね!

こうしたお茶の水さんの努力も、やっぱりMさんがキーパーソンとして、引っ張っているからこそでしょうか。
Mさんは、図情大の大先輩でもあるのですよね~。こうした行動力のある方のいいところを、どんどん盗まないと!

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そして、この日の締めは、話題の松丸本舗です。松岡正剛氏プロデュース!

 セイゴオちゃんねる「News 東京・丸の内に松丸本舗オープン」

リアル書店が衰退しつつある今、ほぼ全てのリアル書店復興運動に、賛同してしまう私。
ですがここは、確かにかなりユニークな店舗でした!

(写真、後日アップ)

ここも、行ってもらわないと、その雰囲気は伝わらないとは思いますが。
松丸本舗は広くはありませんが、松岡イズムは、プンプン匂っていました。私も以前は読んでいた「千夜千冊」をベースに、ユニークな書架や配置、独特の世界感。

リアル書店の面白さを伝えるため、こうした努力を行っていることは、素直に高く評価したいと思います。
私もついつい、閉店まで2時間近く遊んできました。今日買ったのは、以下の3冊。


司書 昔斜め読みして、いつか自分に素地が出来たらまた読もう、と決意していた1冊。



アマゾン・ドット・コムの光と影
私の関心ごとの一つ、Amazon。著者は、関西学院大学卒とな。



神々の「Web3.0」
前に、読まず終いだったので・・・そろそろ、本当にweb3.0?


レジを済ませながら、店員さんとも立ち話。「ニュースで見て、関西から上京したついでに、わざわざ寄ったんよ?」と言うと、ずいぶん喜んでもらえました。

それにしても、わざわざ、重い本を3冊も東京で買わなくってもねえ・・・。
<でもこれは、リアル書店復興運動への一票。

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<どうでもいい独り言>

連日のハードスケジュールに、さすがにちょっとお疲れ気味。肝臓は、今日飲み会を入れなかったので、ちょっと回復しましたけど。
今日は早く寝よう・・・と思っていたのに、失敗。やっぱり松丸本舗に、閉店までいたのが大きかったのでしょうか・・・。
<ブログを書き出して、すでに2時間経過していますし・・・。

でも、ハードスケジュールっていうのは、いいですね~!熱心な方々にいい刺激も受けて、充実感、ありありです。
明日からは、いよいよ総合展ですね。皆さん、どうぞよろしくお願いします!

そうそう、それと!
総合展の中日=水曜、飲みに行きません?トサケンメンバーを中心に声をかけていますが、もう少し人数が増えても大丈夫です。どなたかどうでしょうか?ぜひ!ご一報ください!
私のメールアドレスをご存じない方でしたら、この記事にコメントで書いてくだされば大丈夫ですよ。

それと。明日(火曜)のビール相手も、大募集中です。こちらも、ぜひ!
 

2009-11-08

学びあいのプラットフォームとしての勉強会@京都

 
いよいよ、図書館総合展ですね!
参加される皆さん、どうぞよろしくお願いいたします!

図書館総合展公式サイト

実は私、昨日(土曜)からすでに上京中です。
まあ、最後に「どうでもいい独り言」ででも、ちょっとだけ触れましょうか。

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先週、京都で図書系職員勉強会(仮称)に参加してきました。

図書系職員勉強会(仮称)

これは、京都大学の図書館の方々が中心になって行っている勉強会です。
学外メンバーにも開かれており、お世話になっている京都大学Hさんのご紹介で、先日メーリングリストに参加したところです。

そして今回、MLで案内を受け取ったのですが・・・何というタイミング!今回、何と10周年117回目の勉強会!
10周年企画として、「ARG と ku-librarians の10年--これまでとこれから」と題して行われました。

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パネリストは、以下の豪華メンバー!

 岡本 真 氏(ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG))
 赤澤 久弥 氏(奈良教育大学)
 天野 絵里子 氏(国際日本文化研究センター)
 江上 敏哲 氏(国際日本文化研究センター)

京都と言えば・・・わが家からは、片道2時間はかかります。ですが、このパネリスト陣を知れば、もう行くしかない!結局、午後休を取って、出かけました。
<定時では、とても参加できませんので。

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勉強会は、まず岡本さんから、お話がありました。
岡本さんは、ご存じのとおり、ARGを運営なさっている方です。

ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)
ACADEMIC RESOURCE GUIDE ブログ版

お話は主に、ARGの今までを振り返りつつ、今後の展望を語るというものでした。パワポはきっと岡本さんがアップされると思いますので、ARG10年史にからんで、面白かった点のみざっと拾ってみます。
  • 2001年、あの9.11以降、専門家がそれぞれの視点であの事件を語ることを機に、ネット上で意見を発信することが一般的になった。

  • 2002年、省庁再編。大蔵省が財務省になり、多くのコンテンツが消えた。コンテンツの保存の重要性を感じさせた出来事。

  • 2004年、国会図書館の研修に招かれた。2006年に「これからホームページをつくる研究者のために」を出したことと相まって、メジャーに。この頃から、あちこちの研修等に招かれるようになった。国会図書館の威厳、本を出すことの意味を実感。

  • 2007年、国会図書館、JST、NIIなどに対し、某所にて提言。データをしっかり作り、それを国民が広く使えるようにせよ、といった主旨。

  • 2009年、ARGを法人化。自分が死んでも、今まで寄稿をもらった150人の仕事が残るように!法人化すると、契約等がしやすくなるというメリットも。

岡本さんには、今回初めてお目にかかりました。さすがに独力でここまでやってこられただけあって、強い思いやビジョンを感じさせられました!

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次いで、他のパネリストお三方による、勉強会の10年を振り返るスピーチがありました。
この勉強会は、京都大学図書館有志により、1999年に始まったものだそうです。

立ち上げ発起人の一人でもあるD氏(バレバレ)によると、勉強することはもちろんだが、発表する場を持つことが大事、ということで始めたようです。
また、勉強会の後に懇親会を行って、部署の離れた職員同士が交流できる場を設けたかったようです。素晴らしい!

10年間の内容は、資料を含めてほぼ全て、上記サイトで見ることができます。ご関心のある方は、ぜひご覧ください。
通常の勉強会はもちろんですが、海外の図書館視察ツアー、英語でのプレゼンなど、非常に精力的な活動ぶりです!

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そして、最後に岡本さんを含め、パネリストの皆さん全員によるパネルディスカッションがありました。いろいろと、印象に残るお話がバンバンと。
  • (岡本さん)U40プレミアセッションについて。年齢のことなど、いろいろな批判があったが、やった意味があった。図書館員は、組織外の大勢を相手に仕事をする機会が少ない。経験を積む意味でも、そういう場を提供できたことも良かった。

  • (岡本さん)勉強会が、こんなに長く楽しく続くのは珍しい。学びあいのロールモデルとしての京都モデルになって欲しい。10年後に、プラットフォームになるような勉強会に!

  • (赤澤さん)ネットで面識ができた、頑張っている人とリアルに接することができる面白さを感じる。

  • (天野さん)図書館員のコミュニティがあること。これだけの仲間がいることの大切さ、ネットワークの力を感じる。それが自分の支えにもなるし、責任も感じる。

  • (江上さん)世代交代しなければ。好きなことを大事にして欲しいが、しかしそれだけではうまくいかない。自分でこう、と決め込んでしまうと、うまくいかない。

  • (Dさん)勉強会は、義務にしないことが大事。誰か特定の人物や、組織がやるのではない。特定の人物中心になると、その人がいなくなれば、終わってしまう。京大という名称すらなく、オープンな勉強会にしている。

  • (Dさん)人数が少ないから、時間が取れないから、勉強会ができないというのは言い訳。3人もいればできる。時間がなければ、朝の始業前に10分取ればいい。5分間で今週学んだことを伝え、5分間で議論すればいい。

  • (岡本さん)勉強会が続かない場合、たいてい負荷の問題。逃げも大事。やってみたらいいし、1回で終わってしまってもいい。無理のない目標と意識を。続けることが大事。

  • (Oさん)自分が正解を言いたいこともあるが、黙っていても勉強会などを通じ、正解が出ることが分かるようになった。

いやいや、いずれも含蓄のある言葉ばかり!

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そして、質疑応答の時間に。
岡本さんに、どういった気持ちで図書館界に携わっているのか、伺いました。答えは、やはり面白いから!とのこと。

うん、そうでしょう!
今日岡本さんのお話を伺っていて、そう答えられるような気がしました。(笑)
これだけアクティブに動かれている方、やはり自分が面白くなくて、やれるはずがありませんよね。

そして、その気持ちは、他のパネリストの方も一緒なのでしょう。こうした気持ちが、行動を起こさせるのだと思います。
非常に大事なことを、思い出させてもらえた勉強会でした。

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さてさて。
勉強会の後は、当然懇親会に。いくら遠い京都であっても、迷わず参加する私。(笑)
こうした勉強会に参加されるだけあって、参加された皆さんは、熱心で前向きな方々でした。

いろんな話をしているうちに、あっという間に終電の時間。
泣く泣くダッシュして、帰ることに。京都→大阪の終電から、大阪→神戸への終電へ乗り継ぎました。22:50に会場を出て、帰宅したらもう1:20。
ジャスト2時間半の長旅でしたが、参加した意味はありました。

京都の皆さん、ありがとうございました&お疲れ様でした。
大図研などでもよく感じますが、京都の皆さんは本当に熱心な方が多いですね!この日も、本当に楽しく、やる気をもらえた一晩でした。
また寄せてもらいますので、今後ともよろしくお願いします!

また、いろいろとお気遣い頂きました幹事役のお二人には、特にお礼を申し上げます。このような機会を頂き、本当にありがとうございました!

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<どうでもいい独り言>

冒頭でも書きましたが、今は東京に宿泊中です。
今日のこのブログは、ネットカフェで書きました。

職場の理解が得られ、10日(火)から12日(木)まで、図書館総合展に来ることになりましたので、思い切ってスケジュールを組んでみました。

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  • 7日(土)
    和光大学講演会「ラーニング・コモンズとは何か? -新しい学びの場をつくる-」
    → 終了後懇親会 + さらに有志で二次会

  • 8日(日)
    大学図書館問題研究会 全国委員会
    → 終了後懇親会 + さらに有志で二次会

  • 9日(月)
    慶應大 理工学メディアセンター見学
    → 東大工学部図書室 見学
    → 東大農学生命科学図書館 見学
    → お茶の水大図書館 見学 (この日だけ、休肝日?)

  • 10日(火)~12日(木)
    図書館総合展
    → 11日(水)夜 トサケン幹事長に立候補し、オフ会開催
    → 12日(木)夜 ARGカフェ+フェスト
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う~ん、我ながら、惚れ惚れするようなプログラム!東京・横浜5連泊図書館ツアー!

皆さん、もし会場で私を見かけたら、ぜひお声がけくださいね!今年は総合展に、3日間ずっといますので!
<去年は、半日だけ私費参加。あっという間に帰らなければいけなかったので・・・。(涙)

あ、総合展初日の10日(火)は、まだ飲み会の予定がないなあ・・・。どなたか、お付き合いくださいませんか?
 

2009-11-04

人に何かを学んでもらうこと。それは、聞いてもらうことではなく、伝えること。(その3:完結編)

 
いつも、雑談から入るこのブログ。

昨日は、篠山チルドレンズミュージアムに行ってきました。
広い庭で暴れたり、巨大シャボン玉を作ったり、図書室で本を読んだり。中でも、世界の衣装体験コーナーで、大はしゃぎ!

スペイン人な息子と、チアな娘。

帰り道の途中、何故かふらりと陶芸教室へ。
私も「武骨」をテーマに、おちょこを創ってきました。焼き上がりが楽しみです。

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さて、今日の本題。
先日より、何度かに分けてレポートしている、NII学術情報リテラシー教育担当者研修、いよいよ最終回です!今日は最終日、3日目の様子をお伝えしたいと思います。

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「文献情報検索ツールの現在 ~CiNiiを例として~」
(講師:NII 小林 廉直氏)


講師は、国会図書館勤務で雑誌記事索引をご担当の後、NIIに移籍された小林さんでした。まだお若い感じでしたが、この分野のご経験が豊富で、詳しいお話を伺うことができました。

お話は、まずCiNiiの理解から。1,239万件の記事の構成やユーザ層などについて、説明がありました。
その上で、講師がリテラシー教育に望むことを、お聞かせくださいました。
CiNiiについて言えば、理想的には案内不要のインターフェース(先日のリニューアルでだいぶ解消とのご理解)を実現したいが、それでもリテラシー教育が必要だろうと。
また、コアユーザの育成、学術情報基盤としてのステータスアップなどを、今後の課題とされていました。

図書館に関連して言えば。
ユーザアンケートによると、彼らがCiNiiを知ったきっかけのうち、かなりの比率で図書館が貢献しているということです!
多くのユーザが、図書館サイトや紹介、授業・講習会での紹介などで、CiNiiを知っているということが、数字的に表れていました。例えば20代前半のユーザであれば、2/3の方が、こうしたきっかけでCiNiiを知ったと回答しています。

今や最もポピュラーな雑誌記事検索手法の普及に、図書館がかなり貢献しているということは、肯定的に受け止めて良いでしょう。
(ただし、授業・講習会のうち、どれだけに図書館が関与しているかは、ここからは読み取れません)

また、嬉しい情報が2点。
  • CiNii著者検索(仮称)が準備中。
    2010年4月から、同姓同名問題の解決のため、著者を同定するためのアルゴリズムを導入予定、現在開発中とのこと。

  • 科学技術分野の古い記事情報の追加。
    NDL-OPACでは検索できて、かつCiNiiでは検索できない記事が、古い科学技術分野の記事に多数あるが、今年度中に解消予定。

質疑応答の時間で、またまた臆面もなく挙手してしまいました。
案内不要のインターフェースを目指したいということでしたが、現実的にかなりそれに近いのではないか、少なくとも私はそう感じている、ということをお伝えしました。

しかし、小林さんのお話によると、まだインターフェースに関するリクエストは寄せられているそうです。それは、デフォルトで詳細検索できない、NOT検索ができない、学会別ディレクトリに関する要望などがあるそうです。
NIIさんとしては、まだ完成形として考えている訳ではなく、更に改善を目指していくとのことでした。

小林さん、貴重なお話と質問へのご回答を、ありがとうございました!非常に丁寧なご説明ぶりで、判りやすかったです!

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そして、この講義の後は、グループ討議へ。
グループ討議は、3日間に渡って、少しずつ進められていました。課題は、学術情報リテラシー教育を実施する上で必要な要素に焦点を当て、問題の検討を行うというものでした。

3日間の取りまとめとして、最後に各班で話し合った成果を、パワポを用いてプレゼンを行う形式でした。そのプレゼンを受けて、コーディネーターの野末先生やフロアがさらに意見交換を行う、というスタイルでした。

私たちの班は、学術情報リテラシー教育には、教員との連携が不可欠だろうという視点から議論を重ね、以下のようにまとめました。
  • 教員との信頼関係の構築が何よりも大切。そのためには、レファレンスなどにきちんと回答することはもちろんだが、日頃のコミュニケーションを大事にする。
    例えば、田舎から送ってきたみかんがあれば、研究室に行くときに、さりげなく(わざとらしく?)ぶら下げていく。/「昨日もタイガース、負けましたね!」と廊下ですれ違いざまに声をかける。/喫煙コーナーで雑談をする・・・等々。

  • こうして築いた信頼関係をもとに、双方ともが、気軽に相談ができるようになる。また、お互いに気遣いなく率直に意見を交換できるようになる。

  • 率直な意見を交換をもとに、ニーズに合わせた学術情報リテラシー教育が可能となり、さらに信頼を得る。こうして、信頼関係がどんどん強化され、信頼のスパイラルとでも呼ぶべき良好な循環となる。

  • 何しろ、「信頼」がキーワード!「信頼」、「信頼」!

私は何故か、ウチの班の司会をすることになってしまいました。
プレゼンもあるのに、大丈夫かな・・・と思ったのは、最初だけ。非常に積極的なチームで、私は何もしなくてもどんどん話が進みました。
<その意味では、前の週の近畿イニシアティブの班と同じ、素晴らしいチームでした。

私の班は、B大学のHさん(バレバレ)が、プレゼンをしてくださいました。
長く京都にいらした方らしく、ちょっと落ち着いたいい雰囲気で、語りかけるようにプレゼンをして頂きました。
<ああいうのを、「はんなり」っていうんでしょうか?何しろ、素晴らしかったです!

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このグループ討議を経て、研修会は終了しました。
修了証も頂き、残っておいでの野末先生やNIIのコーディネーターHさん、ホストの大阪大学さん、他の皆さんともお礼とお別れのご挨拶。

・・・が、ここで終わっちゃダメですよね?
3日もあった研修が終わったら、当然懇親会でしょう!!私は、勉強や研修会も100%で臨みますが、懇親会も100%で挑んでいます。
<50%ずつじゃなくて、100%ずつです、ハイ。

この研修でも、初日にオフィシャルな懇親会がありましたが、それじゃ足りません。(笑)3日間、親しくなったからこそ、もう一度お誘いです。

実はこのとき、ちょうどFuture Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッションの直前で。厚かましくも、NIIのコーディネーターHさんと大阪大学さんにお願いして、マイクでPRする時間を頂く段取りにしていました。
そこで、厚かましいついでに、もう一交渉。

井上:「あのー・・・U40プレミアセッションのついでに、今晩の飲み会のお誘いしたいんですけど、マイク使わせてもらえませんか?」
Hさん:「どうぞ!」(間髪入れず、即答!)

・・・という訳で、堂々とマイクを使って、「今日飲みに行くで~」とアナウンス。おかげで、急なお誘いにも関わらず、14人もの方々がご一緒くださいました。

3日間の研修が終わり、お近づきにもなっていましたし、解放感に満ちた(?)懇親会は、大いに盛り上がりました。ええ、それはもう。(笑)
<写真がありますので、参加された方でご希望があればお知らせください!

こうして一緒にビールを飲んだ人は、ずっと仲間ですよね。何だかもう、いつでも何でも相談できるような気になってます。(笑)

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ここで、繰り返しになりますが、もう一度言っておきます。

<今回の最大の収穫、2点。>

  • 今まで大事だと思ってきたことは、やっぱり本当に大事。それを再認識。
    図書館員同士のコミュニケーションであり、教員との信頼関係であり、学生さんの視点に立つことであり・・・。

  • 大勢の人たちと知り合えたこと。
    多くの皆さんと知り合えて、本当に良かったです!いろいろなお話を伺って、「みんな思いを持っとるんやなー、ええなー」と共感。
    特に講師の先生方からは、強い思いを感じるところ大でした。

飲み会で大勢とご一緒し、大いに語り合った後では、余計にこれを実感する私。

また、講習全体を通じて学んだことがあります。
リテラシー教育というのは、話を聞いてもらうことではありません。どれだけのことを理解してもらい、伝え、考えてもらえるか、ということです。
私たちは得てして、何を話すかばかり考えがちですが、これが本当に大事な点ですね!

講師の皆さん、HさんはじめNIIの皆さん、大阪大学の皆さん、こうしたことを学ぶ貴重な機会を与えてくださって、本当にありがとうございました!
また、参加された皆さん、お疲れさまでした!これからも、お付き合いをお願いします!

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<どうでもいい独り言>

最近、ムリムリにあちこちの研修や勉強会などに、参加しています。
出張であったり、個人参加であったり、スタッフであったりと、いろいろなパターンがありますが、充実した日々が続きます。

皆さんもぜひ、どんどん外へ出て、交流していきましょう!きっと、いい刺激を受けることができますよ。
外で多くの方々にお会いすると、前向きオーラが自分から出ていますのを感じます。(笑)

一方で、犠牲になっているものも、多々。
仕事もそう、家庭もそう、空手もそう。(笑)
これらについても、遅れを取り戻すべく、鋭意努力中!
 

2009-10-30

余韻冷めやらぬ・・・U40プレミアセッション、無事終了!

 
さすがに今日は、本題から。
Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッション@大阪会場は、昨夜(29日)、成功裏に終了しました!ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!


参加者の皆さんから、来て良かったという声をお聞かせ頂き、サポーター一同本当に嬉しく思っています。私も微力ながら運営に携わりましたので、大勢の方々に喜んで頂けて、本当に嬉しく思っています。

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大阪会場は、最終33名の方々にご参加頂きました。
参加された皆さん、ありがとうございました。また、泣く泣くご欠席に変更された皆さん、本当に残念でした。また別の機会に、お目にかかることを楽しみにしています。

私自身、サポーターをしながらも、大勢の方々と初めてお会いすることができて、とても貴重な場になりました。公共図書館の方もそうですし、専門図書館やベンダーの方、いろいろな方とお話をすることができました。

また、熱いサポーター同士がこの準備を通じてパイプを築けたことも、私にとって非常にいい経験になりました。事務局の久保山さんを知っている程度で飛び込んだのですが、彼と一緒に仕事ができたことも、大きなことでした。
そういったいろいろな意味で、私自身にとっても、とても得るものの多いイベントになりました。

う~ん、やっぱりサポーターに立候補して、良かった!

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今回のセッションは、JLA全国図書館大会の前夜に、全国で同時開催という形になりました。
大阪では33名の参加でしたが、全国では数百名の規模になったようです。
U40中心、という形については、ネット上でいろいろな議論もあったようですが、私としては良かったかな、と。

名古屋では、プレスの取材があったようです。
10月30日 名駅経済新聞 「名駅で『図書館人』集うイベント-図書館の『明るい未来』を語り合う」

若手にとって、年上が圧倒的に多いこの業界において、彼らが少しでも参加しやすくなったら、それだけで一つ意味を持つと思います。加えて、日頃なかなかできない他館の方々との交流をしてもらえたら、言うことなしですね!

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さて、書いておきたいことがあります。

ズバリ、「来年このイベントは、またあるのか?」ということです。

締めの挨拶は、何故か私がすることになったのですが、最後にこの質問を、久保山さんにぶつけてみました。<もちろん、即興で。(笑)

久保山さんの曰く、「こうして若い方を中心に、日本各地で同じ時間に同時開催したことは、何か次につながる、来年あるとよいと思います。」とのことでした。

・・・同感です!

「今日は楽しかった」だけではなく、今後に繋がるパイプが生まれたのだと思っています。
そのパイプが各館の活性化、ひいては図書館界の活性化、そして最終的に利用者へのフィードバックに繋がれば、サポーターとして、これに勝る喜びはありません!

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<どうでもいい独り言>

ここ2週間ほどは、本当に忙しかったです。
今までのエントリーで書きましたように、近畿イニシア中級研修が2日ほどあり、NII情報リテラシー教育担当者研修も、丸々3日ありました。
(NII研修については、最終日の分を、週末に書きますね)

さらに日本出版学会があったり(これも書かないと!)、やっている通信教育の今年度の締切が月末だったりしました。
私的なスケジュールも、子どもたちの運動会、2回の参観日+懇談会、実家の親の襲撃(?)、空手で老人施設慰問演武+大会開催準備会、K-1のテレビ中継(・・・は関係ないか)と、もう目白押し!

ですが、このセッションが終了し、ようやく一段落です。某大な量のサポーターメーリングリストも、もう事後処理ですし。
今日はホッとして、夕食後に居間で2時間も、寝てしまいましたよ!

それにしても、大勢の方にご来場頂くことができ、本当に嬉しいことでした。まだ昨夜の余韻冷めやらぬ感じです。参加された皆さん、そしてサポーターの皆さん、重ねてお礼を申し上げます。
きっと、また来年・・・と願っています。
 

2009-10-29

人に何かを学んでもらうこと。それは、聞いてもらうことではなく、伝えること。(その2)

 
とうとう、本日です!
Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッション開催!
昨日のエントリーでも書きましたが、大阪会場は、当日ドタ参も大歓迎!


10月28日エントリー「いよいよ明日! U40プレミアセッション!」

「やっぱり、今日行くけん!(愛媛風に)」とおっしゃる方、今すぐ上記ページ掲載のメールアドレスへご一報ください!

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さて、今日の本題。
26日エントリー「人に何かを学んでもらうこと。それは、聞いてもらうことではなく、伝えること。」の続きです。
初日の様子は、前回書いたので、今日は2日目について記します。

それにしても。
書いて数日経ってみると、ご大層なタイトルを付けたものですね。
ですが、これは本当に、そう。書いたとおりだと思います。では、どうやって大事なことを伝えるか?その答えは、26日の記事と、以下の文章の中にあるはずです!(希望)

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「授業資料ナビゲータ(Path Finder)・ポッドキャストによる新たな利用者・教育支援」
(講師:千葉大学 鈴木 宏子氏)

リポジトリで一躍脚光を浴びた感のある千葉大学ですが、この日の鈴木さんのお話を伺って、それが誤りであると実感しました。
やっぱり、何かでスポットライトを浴びる図書館は、それ以外の地道な部分を、コツコツとやっていますよね。

空手で言えば、派手なハイキックを打てる人は、ボディーブローやローキックのような技を、しっかりと身に付けているのと同じですよね?
<・・・って、伝わるのか、これで?

まずこの事例の背景としてあるのが、同大学中期計画にて、「カリキュラムに即し、授業に密着した情報提供の強化策を検討・実施」が謳われていることです。
これを拠り所とし、千葉大学では、1)授業と連携したパスファインダー作成、2)ポッドキャストによる情報提供を行っています。

まずパスファインダーのお話ですが、位置付けを明確にされていることが、非常に良かったと思います。
「授業に連携し、テーマ別情報資源案内を作成する」、「学生の情報収集活用法の習得を支援する」という考えのもと、「主題知識の乏しい初学者へのナビゲーションツール」としています。

位置付けを明確にしたうえで、教員と連携し、学部1、2年生の授業に特化したパスファインダーを作ることは、非常にいい戦略だと思います。
講義後の質疑応答で、「授業以外に、例えば主題別のパスファインダーを作っていないのか?」と鈴木さんに伺ったところ、全く作成していないとのことでした。
また、パスファインダーを作成する授業は、基本的に教員の申し出のあった授業とのことでした。2009年度は、何と47科目のパスファインダーを作成されています!スゴイ!

しっかりと授業密着が出来ている千葉大学さんならでは、かもしれませんが、学生さんから、「授業選択するときに、シラバスと一緒に見たい!」というリクエストも出されているそうです。

それに関連して、(これも質疑応答で申し上げましたが、)シラバスと授業密着型のパスファンダーは、極端に言えば、一体化するべきなのかもしれません。
web上でシラバスを見て、そのままその画面で参考文献リストや紹介文、関連電子リソースを参照できる形が理想かなあ、と。

加えて、ポッドキャストでの情報も積極的とのことです。
ライブラリーツアーなどだけでなく、大学の教育・研究プログラムも複数アップロードしてあるそうで、広く活用できそうですね。

これらを活用して、千葉大学さんは「考えるきっかけを図書館がつくる!」、「考える環境を図書館がつくる!」というお考えのようです。
中期計画での理念があり、パスファインダーの明確な位置付けがあり、そしてこのビジョンがある千葉大学さん。いやいや、素晴らしいです!
自館の理念すら策定中の私から見ると、見習う点ばかりでした。

鈴木さん、いろいろと質問にお答えくださって、ありがとうございました!

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この後、日本ユニシス・ラーニング株式会社さんによる、プレゼン技法に関するレクチャーがありました。
・・・が、ここでは割愛。ですが、非常に!勉強になりました。
講師のプレゼン、やっぱり抜群に上手でした。私もあの2割くらいのレベルを狙いたい!

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「プレゼンテーションの実際 ~広島市立大学附属図書館の場合~」
(講師:広島市立大学 中請 真弓氏)

このお話は、プレゼンのモデル発表として行われました。
去年のこの研修受講生でいらっしゃる中請さんが、勉強されたことにもとづき、実際にプレゼンをするものです。その上で、前述の日本ユニシス・ラーニング株式会社さんから、改善点などをご教示頂いたり、フロアから意見を出すのです。

まず中請さんは、学生さんに実施する内容のガイダンスを、実際にやってみてくださいました。その上で、同大学のリテラシー教育の状況について、説明されました。

学生さんへのプレゼンに使うスライドは、60枚を超える大作。非常に丁寧に作成している様子が、よく判りました。
中請さんは、受講生(私たち)に向かって、声をかけるように話され、日頃から話し方の工夫をなさっているのも、よく伝わってきました。

また、一番伝えたいことは、「図書館員に何でも尋ねてください」ということ、と明確におっしゃっていたのも好印象でした。話の核心がクリアであれば、お話そのものも明確になりますよね。

お話の後は、日本ユニシス・ラーニング株式会社さんやフロアから、いくつかの意見が出され、それらを全員で共有する形でいろいろと学ぶことができました。
中請さん、どうもありがとうございました!この研修の1期先輩ということで、これからもよろしくお願いいたします!

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「大学における教授法のノウハウ」
(講師:名古屋大学 中井 俊樹氏)

教育学をご専門にされる中井先生が、教えるとはどういうことか、というお話をしてくださいました。その意味においては、図書館とは直接関係ないお話でしたが、非常にユニークな授業で、すっかり引き込まれてしまいました。

まず最初に、一人ひとりに紙を配り、それを折らせて切らせて、蝶々を作らせます。
指示にあいまいな点を残したまま、こうした作業をさせ、うまく蝶々ができないことで、人に教えるとはどういうことかを考えさせました。
<何故か私の蝶々には、大穴が・・・。後で、「穴を空けた人」として、しっかりと指名されました。ある意味では、模範的受講生。(笑)

また、長方形の面積の求め方を、小学4年生一クラス全員に、45分1コマで理解させる方法を考えさせられたりして、非常にユニークな講義でした。

詳細を説明しきれず残念ですが、最大のポイントは、「人にものを教えるとは、どういうことか」というお話だったと思います。
図書館の専門家ではありませんが、さすがに教育の先生。非常に示唆に富んだ講義でした。

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この後、2日目最後のプログラム、グループ討議へ。これについては、3日目も続けて実施しましたので、また明日以降に。

もう指が攣りそうになってきて、とても3日目まで書けそうにありません。
何とか、2日目だけでも書けて、良かったかな・・・。

2日目も、非常にいい講義が続きました。
初日夕方に情報交換会という名の飲み会がありましたので、そこでだいぶ雰囲気もくだけてきたようで、全体的に和やかな進行でした。
・・・あ、初日が気まずかったという意味ではありませんよ!(笑)

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<今日の小ネタ>

公共図書館のホットなネタも入ってきて、嬉しいです。大学/短大図書館も、公共も、専門も、そして本の世界全体、みんな頑張れ!


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<どうでもいい独り言>

いつもいつも、このブログに役立つネタを提供してくれる、わが娘・れーこ。
昨日、家でメールを読んでいた私の画面を覗き込んで、突然叫びました。

「えぇ!?通信トイレ!?

何のことかと思ったら、「通信トイレ」じゃなくて、「受信トレイ」・・・。「受信」が読めないのはともかく、カタカナは読めるっしょ?

それを本人に言うと、恥ずかしかったのか、突然私に向かって裏声で、「君を、トイレ大王に任命します!」。
・・・いや、何よ、それ・・・。そもそも、トイレ大王って?

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ところで。
最近、ちょっと胃がしんどくて。この1週間のうち5日間が、他の図書館や出版業界の方と、ビールですからねえ。
<そりゃ~、しんどいわいのぉ。<愛媛風に。

昨夜は、日本出版学会の関西部会に出席していたのですが(近日中に、この場で報告します)、講演中に胃が痛くなって、2度も途中退席。70分のうち、30分くらい外で悶絶してました。
<それでも、二次会には行く私・・・。

明日のU40プレミアセッションが終われば、一段落。胃袋とお財布に、しばしの休憩を与えなければ・・・。
連日夜中に帰る夫を優しく文句も言わず放し飼いにしてくれている妻にも、家庭内サービスしないといけないでしょうかねえ。(笑)